09/09/27 01:15:39
花子（仮）の里帰り
戦いが終わり、部隊は一時解散、それぞれ故郷に戻るなりして散っていった。
花子（仮）「実家か…そういや何年も顔出してないしな…」
花子（仮）「（思ったより遅くなっちまったな…）ただいま～」
母「はいはい…！！は、花子!? 花子なんだね!? なんだい顔も見せないで～」
花子「ああ、悪い悪い。忙しくてさ。 みんないるの？」
兄「花だって!? 花！久しぶりだな!!」
妹「花ねえ!? 花ねえお帰り～!!」
花子（仮）「よっ、ただいま。…親父は？仕事場？」
父「………」
花子（仮）「なんだよ、娘が帰ってきたってのに顔も見せないで」
父「ふん、何年も面ァみせねえヤツなんざ、うちの娘でもなんでもねえ」
花子（仮）「あ、あんだと!? ……ふん、ま、そんだけ減らず口叩けるんなら耄碌してないってこったな」
父「……お前ェ…いや、なんでもねえ………ま、寝床と飯くらいは用意してやる」
花子（仮）「ちっ、まったくかわんねえな！ この糞親父!」
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父「…あいつ、いいとこ世話になってるようだな…ちったあマシなヤツになったみてえだ」
母「前帰ってきたときは、いきなり大喧嘩してすぐまた出てったものねえ…さ、今日はご馳走だよ！」
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ご近所「いやあ～、花ちゃん綺麗になったねえ～」
ご近所「ほんと、やっぱり都会で暮らしてる人は違うねえ」
ご近所「どうだい？ うちの馬鹿息子貰ってやってくれないかい？」
花子（仮）「あ、はは…いやまあ…ん？どうした？」
近所の男の子「………」
花子（仮）「ん～？退屈してんのか？ じゃあアタシと遊ぼうか」
近所の男の子「！……うん!」
花子（仮）「おし、じゃあなにする？」
ご近所「あら、あの子ってば、花ちゃんに照れてるよ」
ご近所「そりゃあ、綺麗なお姉さんに話しかけられたらねえ」
ご近所「でも、花ちゃん、綺麗で面倒見もいいなんて、ほんといい娘さんになったねえ」
母「おかげさまで……あ！そういえば…花子～」
花子（仮）「ん？ なんだよ」
母「忘れてた。お前が帰ってくる前にお客さん来てて、待っててもらってたんだよ」
花子（仮）「……お、客？……いま、いるの？ここに？」
母「そう。その、そっちの部屋に…」
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クレア「どうも、家なき三人組です。泊めてください」
レイチェル「ちょ、ちょっとクレア！いきなり失礼よ！」
エリス「こんばんわ、お邪魔してます。あの、キリシマさんって、本名花子さんっていうの？」
レイチェル「うわいきなりど直球！？」
キリシマ花子（仮）「………終わった…」