09/08/07 08:11:51
俺はマーセナス邸に潜入し、ローナンの部屋に乗り込んだ。誰もいない。くそっ、オードリーはどこだっ!
とそこで、ベッドの上に鎖で縛り付けられている黒人娘を見つけた。彼女は叫んだ「バナージ!来てくれたの?」
俺にはこんな丸顔の黒人女は知り合いにいないのだが……ってオードリー?
そんな馬鹿な、彼女は卵形の顔をしていたし、薔薇色の肌だった。そして二重で勝気なグリーンの瞳を持っているんだ。
しかしそれは間違いなくてオードリーだった。顔と肌はボコボコに殴られ腫れて黒ずんでいて、片目はつぶれている。
左脚は膝から逆方向にまがっており、歯も1本も残っていない。
「ごめんね、バナージ。分からない?そうよね、私ここに連れて来られてから一度もお風呂に入っていないし、
汚くて分からないわよね。あれからね、私ずっと何度も連邦兵達に抱かれたわ。でもね、私その相手をバナージだと
思うようにしたの、だってバナージなら 殴られても何をされても嫌じゃない。耐えられるから。許してくれる?
私、鏡すら見てないのよ。前に思い切り抵抗したとき殴られて以来、目も良く見えなくて……。ねぇ、私醜くなった?」
俺は彼女を抱きしめ、唇を吸った
「いや、オードリーは綺麗なままだよ」
アニメ『異次元戦士ガンダムUC』より抜粋