09/04/22 02:38:38
昔、藤子・F・不二夫の短編に「ひとりぼっちの宇宙戦争」ってのがあってな。
地球侵略にきた宇宙人が地球人の中から無作為に一人を選び出して、そいつのクローンを作って戦い合わせる。
クローンが勝てば宇宙人の勝ち。オリジナルが勝てば地球人の勝ちってルールなんだ。ただしクローンの方は自我がなくて殺人マシンみたいな感じ。
主人公の少年は自分そっくりの人間を殺す事に戸惑って一方的に攻撃されるばかりなんだが、最後に火事場の馬鹿力で勝つんだ。
ちなみに俺は自分のクローンと戦う事になっても、平然と殺す自信がある。
俺が俺であるその本質は遺伝子なんかじゃなく、これまで歩んできた人生経験にこそあると思っているから。