08/12/28 20:13:32
1985.秋 テレビ版 「ガンダムZZ」製作準備
シャアの再登場エピソードを番組後半に盛り込むため、アイデア構想を開始。
再登場シャアの役割は新主人公の敵役。
あえて敵として現われるシャアは、若き新主人公に何を伝え、何を託すのか?
ZZ物語前半はそのストーリーのためのネタふり。ほとんどを脚本家遠藤氏に任せることにする。
1986.04 ZZ放送開始
前作に続き、またしてもメインデザイナー降板というトラブルに見舞われ放送初回は総集編で凌ぐ。
ストーリーは明るいガンダム。前作とのギャップに視聴者驚く。
作品内容についてスタッフへの事前指示はほとんど無し。
次第にスタッフと作品のコントロールがおろそかになる。
1986.ZZ放送序盤
放送後半に盛り込む予定のシャア復活エピソードを構想するが、
「シャアvsアムロ、最後の決着」と様相が変わり、それとともに話のスケールが大きくなる。
当初予定していた再登場シャアの設定や人物像とズレが生じ始める。
ZZの物語本筋とは関係が無くなってゆく。
また、アムロの再登場によって、復活シャアの立ち位置が「正義」から「悪」へ変わってゆく。
1986.ZZ放送中盤
物語後半のシャア登場を完全に中止。
その代わりに、マシュマーセロ、キャラスーンに続く三代目のライバルキャラクタ「グレミートト」の役割を変更。
グレミーをライバルパイロット役から、敵第三勢力の首領に変更する。
また、シャアに倒されて途中退場予定だったハマーンカーンを最終ボス役に変更。