10/05/18 21:49:31 p5Tq02gWP
ネタバレ
・めだか(改)VS善吉、熾烈を極めた激しい蹴りの応酬が続く。
ふたりの蹴り合いは互角。古賀いわく「あのふたりの間に入れる人間は
この銀河系にいないよ!」 めだか(改)、宗像の鈍器と続いて名瀬の注射器も
盗んで武器として使うが全て善吉に防がれてしまう。「中身の入ってない注射器なんて!!」
・回想。赤ん坊の頃から過剰に成長し(あっという間に真黒やくじらより成長)
頭脳も人並み外れ過ぎた能力を発現し、多くの努力する凡人たるオトナ達は、
彼女の前では打ちのめされ、傷つけられてきた。(この頃にめだかは球磨川と初遭遇、言葉を
数言交わす)幼児のめだかは、その異能により周囲の者全てを傷つける存在だったのだ。
そして、13年前。託児室、知恵の輪を苦労して解こうとしてる幼い男の子、それを見た
「どれ、私が解いてやろう」即座に外してみせるめだか、大喜びの男の子は、
ルービックキューブなど、次々とパズルを渡して解いてもらう。男の子、振り向いて
満面の笑顔を見せる。それは、幼児の頃の善吉――
「 君は 人を幸せにするために生まれてきたんだよ 」
めだかにとってそれは、生まれて初めて自分を肯定してくれた、暖かい言葉――
・現在。動きを止め、俯くめだか(改)。「どうした!めだかちゃん!?」
「あなたに攻撃を受ける理由はありません。ゆえに、避ける理由もありません」
「ッ!?」『・・・善吉、“貴様”は覚えていないだろうが、貴様の言葉によって
私は 私に なったのだ 』
めだか、その“両目から”滂沱の如く涙を流し、心を取り戻し、口元には笑みを浮かべ・・・
次回につづく