10/03/17 19:42:18 U+pS5YNs0
勝男「戦争から帰ってきたオジキの元には残してった女と女が産んだ娘が待っとった
だがそん頃からオジキは新規事業やなんやら躍起になりだしてのう 娘なんか目もくれなかった
商売のためなら手段も選ばず汚いマネも平気でするようになった
オジキはこの街に強く頑丈な芽を張ろうとしとる 侠(おとこ)も家族さえ捨ててまで
自分のために死なせてしもうた辰五郎のためなのか
それとも幸せ奪ってもうたお登勢のためなのかわかりゃせんがな
だがそっち(お登勢)の線は薄そうやな この通りじゃ
・・・見てられへんで 人生棒に振って罪滅ぼしに生きる親父
そんな親父に見てもらおうと・・・愛してもらおうと必死な娘
わしゃ極道じゃ わし拾ってくれたオジキのためなら喜んで腹に穴でもなんでも空けたる
それが仁義ゆうもん思とる・・・だが・・・・何がオジキのためになるんか
お嬢のために何ができるんか 何が仁義なんか・・・もうわしゃようわからんようなってもうたわ
あの二人・・・どないしたら幸せになれる?」
銀時「どうなってもなれねーよ 俺が潰すからな」
勝男「ガキども騙しよったな ムチャやで四天王一人で相手どるつもりか」
銀時「もう約束破るワケにはいかねーんだよ
アイツらまで死なせたら俺ァホントにバーさんにも旦那にも顔向けできねェ
ダサがりジョー ババァのことは頼んだぞ」
勝男「なっ・・・なんで!?」
銀時「借りたもんは三借りたら七返すもんだ」
勝男「・・・・!!」
お登勢「ついでに・・・バーさんの死に際を最後まで見届けてやるもんじゃないのかい
銀時・・・アンタの死に際なんて・・・あたしゃ見たかないよ」
銀時「バーさん 家賃は必ず返す だから・・・待ってろ」
煽り 一人・・・立つ!