10/01/24 16:27:28 AAFj9JzLO
>>408
浦和球場に乗り込むのは岩鬼でなくてはならなかったのです。
学生時代には、何度裏切られても夏子はんを想い続け、夏子はんが結婚した際は祝福して身を引き、
しかし十数年の時を経て夏子はんを迎えた岩鬼。自身はそのように、惚れた相手を一途に思いやっ
てきただけに、些細なことで嫉妬して恋人を陥れようとする大友が許せなかったのでしょう。この
あたり、水島先生の考える恋愛美学が岩鬼に託して描かれていることがわかりますね。だからこそ、
浦和球場に乗り込むのは岩鬼でなくてはならなかったのです。次回は、岩鬼が男の生き様というも
のを示してくれることになりそうです。