09/09/30 23:51:45 8BH0lHST0
ネタバレ
・1年教室。「来る11月に、あたし達にとって初めて参加する文化祭があります!みんなで
一緒に盛り上げましょー!!」ニュー・バージョン(自称)桜井奏、いつのまにか文化祭実行委員に
決まっていて、HRの議事進行を務めている。「テーマなら決まってます! それは“恋”です!!
「恋!?」「文化祭と言えば恋のイベント・・・(はぁと) このチャンスに便乗して私も今度こそ告白
を・・・!!」 担任「う~~ん、それはどうかな~~(汗;」 奏、キッ!と担任を睨んで「あたし本気
です!!」 洸太、あれ以来なつきの顔が脳裏に浮かんできて悩んでいる。
・洸太の家。なつきが夕飯作っている、メニューは洸太の好きな野菜具沢山ハンバーグ。なつきが
しゃがんだ隙にパンツが見えたり。食事の時も好物が出ているのに洸太は気もそぞろ。逆にちあきは
そんな態度の洸太が気になったり。
・翌朝、学校廊下。「お、おはよう!洸太君!!」洸太に挨拶する奏、ピンポンダッシュの如く、一声
かけて真っ赤な顔で全力疾走で去って行く。洸太「・・・ト、トイレかな・・・?(汗;」
・放課後、商店街のベンチ。物思いに耽っている洸太。「なに陰気な顔してるのよ?」そこに声をかけ
るちあき。雨が降ってきて二人は手近な喫茶店に雨宿りに入る。
・喫茶店内。洸太「す、“好き”ってどーゆーことなんだろー・・・」悩みがあるなら相談に乗ってやると
言ったちあき、話を訊く事に。「ふんふん、なるほど“好き”か………!? ちゅっちゅっ中一のクセに
生意気!!」「好きって気持ちがどんなんかわかんないから聞いてんの! オマエも中3なら好きな人とか
いるんだろ!?」「うっ!・・・」ちあき、ギクっと。「いる!!いるわよ!?あたしアンタの先輩なのよ!
そんな経験は当たり前よっ!!だから恋愛相談も楽勝!」虚勢を張るちあき。そこにちあきと同じ学校の
同級生らしき女子が数人店に入って来て「(洸太を指し)もしかしてその人、萩原さんのカレシ・・・?」
ちあき、激しく動揺し「違うわよ!よく見てよ この子、中一よ中一!」「でもー」「デート中なんでしょー
?(ニヤニヤ」 更に動揺したちあき、弁明しようと慌てて立ち上がろうとしたところ、躓き、転んで、
テーブルを引っくり返し、洸太の方に倒れ込み。ちあきの唇は、洸太の頬にチュッ!と触れ合う。真っ赤に
なったちあき「いまのは事故なんだからーっ!!」叫びながら全力疾走で店から逃走。
・洸太の家。玄関先で口論する洸太とちあき。そこに買い物から帰宅してきたなつき「お、仲がいいねー
お二人さん!♪」ふたり同時に「どこがだ!!」なつき意に介さず「「そんなふたりなら大丈夫だねっ」
なつきから何やら手渡される洸太「これ・・・映画のチケットだ」さっきスーパーの福引でもらったと言う
なつき、ふたりで日曜に一緒に行って来なよと。洸太とちあき、顔を見合わせ「うっ!・・・」 洸太『・・・
・・・・・・日曜日に映画なんて・・・それじゃまるでデートじゃないですか・・・!』
次回につづく!