09/05/24 23:02:23 SDdQ3Hsj0
盧武鉉・韓国前大統領、自宅裏山で転落死…自殺の可能性も
【ソウル=浅野好春】韓国慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キムヘ)市郊外の
烽下(ポンハ)村で23日午前6時40分ごろ、自宅の裏山を登山中の盧武鉉
(ノムヒョン)前大統領(62)が転落し、病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
警察当局は自殺、事故の両面で調べている。盧前大統領は、大統領在任中に
有力後援者から不正資金を受け取った疑いで最高検察庁の事情聴取を受け、
最高検は5月中にも逮捕か在宅起訴かを決める方針だったが、盧氏の急死で
疑惑の解明は困難となった。
聯合ニュースなどによると、盧前大統領はこの日早朝から、秘書官と一緒に登山をしていた。
転落の詳しい状況は不明だが、頭部を強打し、大きな傷を負ったという。午前7時5分ごろには
金海市内の病院にいったん運ばれて応急手当てを受けた後、近隣の梁山(ヤンサン)市内に
ある釜山(プサン)大病院に移送されたが、同9時30分ごろ、死亡が確認された。
地元警察当局が、どのように転落したのかなど、秘書官や関係者らから事情を聞いているが、
盧前大統領は不正資金授受疑惑の渦中に置かれていたため、これを苦にして自殺した
可能性があるとみている。聯合ニュースによると、遺書が残っていたとの情報もある。
だが、現場の裏山一帯は22日からの降雨で足元が滑りやすくなっていたとみられ、
誤って滑落した可能性も排除できない。盧前大統領は在任当時から、ソウルの青瓦台
(大統領府)の裏山にたびたび登るなど、「登山愛好家」として知られていた。
(2009年5月23日11時31分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)