09/04/17 21:51:33 2bkbpk/60
長門の回想
家の隅で縮こまって隠れている幼い長門と両親
むこうの入り口に人影が二つ見え、その後何かを探す物音と話し声が聞こえてくる
?「何かあったか?」
?「ああ 缶詰めだ!」
?「四日ぶりに食事にありつける!」
?「いや三日ぶりだ」
?「どうでもいい 早く食っちまおうぜ もう限界だ」
?「後で別の所も調べてみるがまだ何かあるかもしれねェ」
長門の父「今のうちに外へ逃げよう…」
長門「見つかったらどうするの?怖いよ…」
長門の父「大丈夫…静かに物音を立てないように…」
隣室では食べ物を漁る物音が続いている
?「うめ~~!」
足音を忍ばせて歩き出す親子
だが長門の腕が棚にぶつかり、はずみで器が落ちて大きな音を立てて割れる
?「誰だ!?」
部屋の入り口に再び人影が二つ現れる
額当てとベストを着けクナイを構えた姿はどうやら忍者のようだ
長門の父「うおおォオ!!」
忍者「くそ!敵か!?」
その内の一人に立ち向かっていく長門の父
長門の父「今のうちに逃げろ!!」
長門の母「長門 行くのよ!」
長門「!」
するともう1人の忍者がクナイを構えて長門と母の方へと向かってくる
長門の母「!!」
長門「うわっ!」