09/04/17 21:49:05 2bkbpk/60
長門に詰めよるナルト!!
@444:答
長門の前へ踏み込み睨みつける仙人モードのナルト
脳裏にはペインたちに囲まれて息絶えた自来也や、天道に見下ろされて動かないカカシのイメージが浮かんでいる
長門「オレが憎いか?仇を目の前にし…復讐を成しとげたいだろう?」
それを聞いたナルトは天道の言葉を思い出す
天道(憎しみの連鎖が始まる)
小南「長門を今ここで殺し復讐をしたところで世の中は何も変わらない それはお前の自己満足なだけだ」
天道(オレはな…その憎しみの連鎖を止めるために”暁”を立ち上げた)
ナルト「……」
四代目(この忍のシステムがあるかぎり 憎しみというバケモノはまた新たなペインを生み出していく)
四代目の言葉を思い出し、拳をぐっと握り締める
長門「何も答えられなかったお前に出来る事はない」
「お前の役目はオレの創り出す平和のために犠牲になるというのが正解なのだ」
突然長門の乗る機械の前面が開き、黒棒が発射される
それはあやまたずナルトの胴を貫く、血が滴り前のめりになるが耐えるナルト
長門「この近距離ならオレのチャクラでお前の動きを思いのまま操る事が出来る」
「安心しろ 急所は避けてある 大切な人柱力だからな」
長門「!」
ナルト、顔を上げ長門を睨む
その瞳は仙人化に加えて九尾の目の特徴が加わり十字になっている
九尾の一瞥を感じてゾクッとする長門、冷汗を浮かべ
長門(こいつ… わざと…)
小南「どうしたの 長門?」
長門「……」
小南の問いにも身震いして答えない
ナルト「お前と…話をするつもりでここへ来た …けど他に確かめたい事もあった」
長門「確かめたい事…だと?」
ナルト「自分の気持ちを確かめたかった…仇を目の前にしたら…オレがどうするのか自分でも分かんなかったからだ…」
長門「……… で……?」
少しうつむいて答えるナルトに答えを促す長門
その顔にはまだ引かない冷や汗の他にゆがんだ薄笑いが浮かぶ
ナルト、黒棒を握り、そして決然と
ナルト「やっぱてめェは許せねェ…! 今にも殺したくて…震えが止まらねェ…!」
拳を強く握り締め、体に刺さった黒棒を抜き取り
小南(そんな…! この近距離で長門のチャクラに抗うなんて…!)
ギリギリと歯を食いしばり、長門に向かって拳を固め突っ込んでいくナルト
だがその胸中を笑う自来也の姿がよぎって
自来也(お前を弟子にしてよかったわい!)