09/04/03 01:18:51 z/iLYi5z0
新八と神楽が麻薬の売人ぽい人に話聞いてる
売人「最近じゃ俺達もスッカリ商売やりづらくなっちまってねェ ヤクをさばこうにもそのヤクがこっちまで
流れてきやがらねェ 全部吉原の方に流れちまってんだよ 今やヤクの活躍の場は地上から地下にうつっち
まったんだよ」
煽り：吉原に巣食う悪を追う！
売人「俺達みてーな下端のチンピラはその土地土地を縄張りにする組織の許しがなきゃ勝手に商売できねェ
その組織の方針が変わったのさ いや 変えられたというべきかねェ 昔ゃここも複数の組織が入り乱れて
日々縄張り争い繰り広げてたもんだが 今じゃウチも他のトコもみーんな頭殺られてお手手つないで商売してらあ
たった一人の男の下で」
場面は銀さんたちのいる麻薬倉庫へ
月詠「蜘蛛の入れ墨が紅蜘蛛党以外にもこんなに…」
銀さん「どうやらあちこちから盗賊団やら攘夷浪士やらが集まってるみたいだな 俺達の就職先はここじゃ末端中の
末端の下請け会社に過ぎなかったらしいぜ」
月詠「そりゃそうじゃ かまぼこ強盗なんぞにうつつをぬかす輩が何に使える だがどうにか糸は掴んだようじゃな
大蜘蛛の巣につながる たった一本の糸が」
また場面変わって新八たち
新八「その男は…一体何者なんですか」
売人「さあな 組織の幹部達ですらその実体を掴みきれていない ツラも名前も聞く奴によってマチマチ 確かなのは
たった一人で幾つもの組織を壊滅せしめた その強さ
（場面は銀さんたちへ 月詠が望遠鏡で羽柴を見ている）
変幻自在の怪しげな術 そして化け物じみた強さ あの男はその力で闇世界に瞬く間に巣を張ったんだ お前さん達
探偵ごっこも結構だが気をつけるこった あの男の巣は広く そして深い うっかり巣に足を踏み入れ 一本でも糸を
踏もうものなら 瞬く間に身を絡みとられ 一片の肉片も残さず喰らい尽くされるぞ」
（羽柴が月詠の方を振り返り、クナイを手にする）
煽り：射抜く殺意…！！
第二百五十五訓 蜘蛛の糸は一度絡まるとなかなかとれない
月詠の望遠鏡にクナイが命中
避ける月詠
月詠「！！ マズイ 勘づかれた！！」
銀さん「オイオイ ウソだろ！？ この人だかりの中 しかもあんなとこから」
月詠（やはりただ者じゃなかった あの男 あの鋭敏な索敵能力 そして獲物のクナイ 忍の者…！？いや…あの
技は忍というより…）