09/03/20 08:57:51 BOdINmcf0
翌日朝
青大「そんな事言われたって 簡単に諦めなんかつかねェよ・・・・ 一体 何が悪かったんじゃろオレ・・・・」
#41 涙の夜が明け
青大が起きると、バリンが座っています
懍「あの・・やめて貰えません?そーゆー態度 いかにもフラれて落ち込んでますみたいなの 見てて 気がめいるんですけど
青大「し・・しとらんわそんな態度!!」
懍「〝オレのこと気にしろ~〟〝慰めろ~〟みたいな空気がバンバン出てますよ?」
姉もやってきて、凛と似たような事を言っています
懍「でも絶対無理だと思いますよォ?いくら好きでも・・ だって七海さんが青大さんをフッた理由って 柚希姉さんが原因ですもん」
青大「・・・・は?」
懍「前から 2人共 恋人同士なんじゃないかって思うくらい仲いいし ましてやそれで同じ家に一緒に住んでたりするし
七海さんじゃなくったって 嫌だと思いますけどね~~ そんな不安抱えて青大さんとつき合うの」
縁側に座り、懍の言葉について考えている青大
青大「じゃあ これから先 枝葉と一緒にいる限り オレはもう神咲とは・・・・」
姉「あらあら随分悩んでるみたいねェ 懍ちゃんに言われたこと まァそりゃそうよねェ
柚希ちゃんってちょっとドジだし アンタがついていないと危なっかしくて仕方ないもんね―
七海ちゃんと付き合いたいからって 今更ほっとくわけにもいかないし・・・・」
青大「・・・・その逆や 今までずっと枝葉に助けられて貰っとったんは オレの方じゃ・・・・それを今更邪魔者扱いやなんて オレには絶対できんわ」
姉「・・・・じゃあどうすんのよ もう七海ちゃんのことは諦めるわけ・・?」
青大「・・・・あぁ そうじゃな・・枝葉と距離を置いたり・・アイツをこの家から追い出したりすることが唯一の方法って言うんなら
オレは・・・・そんなモンいらん」
柚希がやってきて、青大の頬にあつあつのお茶が入った湯のみを当て、「あっつー」という青大とじゃれ合ってる2人
姉(・・ってゆーかアタシには どう見てもアンタ達2人の方が お似合いに思えるんだけどね―)
次号休載です