神のみぞ知るセカイ ネタバレスレ Part2at WCOMIC
神のみぞ知るセカイ ネタバレスレ Part2 - 暇つぶし2ch1:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 00:20:15 Rmq3+etL0
少年サンデー2008年19号から連載がスタートした、
若木民喜の「神のみぞ知るセカイ」のネタバレスレッドです

《1》 バレ師さんヘの感謝の気持ちを忘れないようにしましょう
《2》 荒らし・煽り・クレクレ・age厨 などの迷惑行為は華麗にスルー
《3》 次スレは>>980が建ててください
   無理ならそれ以降の人が宣言してから立てましょう
《4》 本スレの解禁は公式発売日の午前0時です
   それまでの間、本スレでバレの話題はしないようにしましょう
《5》 DAT落ちしても泣かない

▽前スレ
神のみぞ知るセカイ ネタバレスレ Part1
スレリンク(wcomic板)

▽本スレ
【若木民喜】神のみぞ知るセカイFLAG35【サンデー】
スレリンク(wcomic板)

▽関連スレ
週刊少年サンデー速報スレッドcomic41
スレリンク(comicnews板)

2:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 00:23:35 0N1aG3Xw0
今度の攻略対象は、ま…ま…まさか、ママ?
FLAG34 つみき☆くずし

■桂木麻里さん、年はヒミツ☆

郵便受けにはろくなものが入ってなかった。麻里の待っていた物は見当たらず。
店の掃除を終えたLC。今じゃ夫や息子よりも家族らしい家族に。
桂馬は母の心配をよそにゲーム買いに出かけようとしている。
LCは何かひらめいたらしく、桂馬の寝ぐせ髪を掴み引き止める。
麻里の買い物につきあわせようというので、桂馬もあっさりOKするのだが。

ただの買い物のはずなのに、麻里はまるで三者面談に行くかのようにめかしこんできた。
なんなんだろうという顔の桂馬。久しぶりのことに緊張している麻里。
いつものイナズマート舞島店。桂馬いわく「ゾンビの出そうな」ショッピングモール。
まっ先に50円バイクにまたがる麻里。こうしていると落ち着くのだそうで。
そんな母を置いてゲームショップへと向かおうとする息子を引きとめ、
最初に買ったのは米10kg。
米屋といえば好色というのがゲームではよくある話だが今回は相手が悪かった。
百烈ケンカキックで米屋を血の海に沈め、次へ。

そのころLCは…チャーハンとは名ばかりの何かを完成させていた。

マンガ見て白菜見て気がついたらヤクザ映画観てて。
所かまわず興奮し叫ぶ母と映画そっちのけでゲームする息子。どっちも迷惑である。
十分付き合っただろ、と母を置いて桂馬は(米を持ったまま)ゲームショップへ。
物陰から麻里が様子をうかがう。母の前では決して見せないアホ面、もとい楽しそうな顔。
まるで昔からああだったかのような気すらしてきた。
このままじゃ桂馬はギャルゲーキャラのパネルを嫁に連れてきそうだ。
しかも土管暮らしまで。想像するだけで気分が暗くなってくる。

10kgとはいえ桂馬には結構な荷物である。ふらふらになりながら歩いていると、母はまだ待っていた。
麻里「何よ―私の気持ちも知らないで!!」「みんな私なんてどーでもいーんだ…」
   「パパも桂馬も自分のことばっかり!!」「今日がなんの日か………」
言いかけてやめる。代わりに米屋のバイクを強引に借り、走り去ろうとする。
   (うちの男どもなんて…)(もう知らない!!)
まだ慣らし終わらないケツに悠然とまたがる桂馬。
多少順番が違ってしまったが、父と息子からの誕生日祝いを。
本当は内緒で買うはずだったのだが一日張りつかれてはやむなし。

その夜、母は、風になった。

ついでに息子はコワレた。

■意外にも家族を大切にする、神様なのでした………☆

3:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 00:42:52 7czZBr3w0
―新たな関係組み立てます。― FLAG27 3人でお茶を。
■長かったハクア編も終わり平和な日常が……アレ?

久々の休日。攻略中のリアル女子もなく、桂馬はHMDをかぶりゲームにどっぷりハマる構え。
それを阻む者がいた。もう帰ったはずのハクアである。
麻里「あらあらーエルちゃんのお友達ー?」
ハクア「初めまして―」「私、」「ここのお父様の隠し子です。」
冗談じゃすみませんよ2発目は。喫茶店は臨時休業決定。
桂馬「何しに来た!!」「お前の話はもう終わったんだよ!!」「せめてもっと間を空けて出てこい!!」
ハクア「私も来たくなかったけどっ。」「始末書書かないといけないのよ。」
    「ほら私、ほ―んのささいな取るに足らない失敗しちゃったじゃない?」
桂馬「どこがささいだ、この偽優等生!!」
鎌の柄が桂馬の顔面を強打。
ハクア「そーんなこと言って、」「また会えて嬉しいくせに!!」
桂馬「誰が嬉しいか!!」
ハクア「まーたまたっ。」「無理しないでいーわよっ!」

それはそうと本題だが、ハクアは一時駆け魂に操られたせいで記憶が欠けている。
そこをLCたちに補完してもらうべくやってきた、というわけ。
テーブルに出されたのは学園を模した箱庭。中には生徒たちもちゃんといる。
ハクア「もちろん主役は私たち3人の人形。」
LC「わ―!!欲しい―この人形―」
ハクア「こんなの見たら、上の人たちも私が優秀だってわかると思うわ!!」
桂馬「始末書書いてる時点で優秀じゃないだろ。」
またしても桂馬の頭にでっかいたんこぶが。
記録は実に簡単で、専用のマイクを通じ中の人形に命令するだけ。そのためいたずらも容易で。
LC「12時9分。全校生徒による、」「盆踊りが始まった――」
本当に盆踊りを始めてしまう。
ハクア「やめてよ――!!」「遊びじゃないのよ―」
桂馬「ニューヨークへ行きたいか――」
ハクア「コラ―」
LC「なんか学校の宿題思い出すな――」「お茶いれよーっと。」
ハクア「この宿題はクビがかかっているのよ!! のーてんきね!!」

あくまで非協力的な桂馬に、仕方なく一つだけ情報を明かす。
契約を終わらせるためには、すべての駆け魂を捕まえる必要がある。先週まででその数6万匹ぐらい。
駆け魂隊もそれなりの人数動員してはいるが、なん人かは教えてあげません。
なんでかさっきからハクアの顔が赤い。
桂馬「12時40分。桂木桂馬と接触。」「12時44分。エルシィと合流。」「45分。エルシィが離脱。」
   「50分。中庭に移動。」「54分。体育館捜索。」「13時15分。東校舎周辺を…」
ハクア「人間にしては驚異的な記憶力ね。」「1分単位で覚えてるなんて…」
桂馬「こんなもの、」「ゲームの攻略ルート覚えるのに比べたら簡単だ。」
   「ボクは好きなゲームなら、PFPを裏返しにしてエンディングまで行けるぞ。」
ハクア「なんのイミがあるのよ、なんのイミが。」「ふぅん、」「人は見かけによらないものね。」
    「「恋愛」を使って5匹も駆け魂捕まえたって聞いたときは、」「ありえないと思ったけど…」
桂馬(……なんだ?今の言い方。)(他のやり方でもあるのか?)

さて、16時12分の駆け魂捕獲までで入力は完了なのだが。一部に事実と違う点が。
ハクアの記録『15時31分。劇場。桂木が怯えてハクアに抱きつく。』
桂馬「ボクがいつお前に抱きついた!!」「訂正。15時31分。ハクアが桂木に情けなく抱きつく。」
ハクア「わ―!!」「あ―!!変えないでよ、」「しかも情けないって何!?」
    「訂正―!!15時31分!!抱きついてきたのは桂木です――っ!!」
    「こいつは変態!!ド変態!!死んだ方がいい野獣―!!」
そして再修正の余地なくマイクを破壊。土人形はあらぬ行為に及んでいるが止める術なし。
それを見て誤解したLCのティーポットが箱庭直撃。土人形軍団に大惨事発生。逃亡者まで出る始末。
そんなこんなで始末書は完成、ハクアとは最後までかみ合わないまま別れることとなった桂馬。
LC「神様は知らないですよね。」「ハクアはどんな宿題も誰かに手伝ってもらったりしなかった。」
  「始末書を書くのを口実にして…」「会いに来たのかもしれない…」
桂馬「会いに?」「お前にか?」 家から閉め出されました。
■いろいろな波紋を残しつつも、とりあえずハクア編は終了です!!次号より新シリーズ開始だよ?

4:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 00:44:14 7czZBr3w0
お・ま・た・せ?新シリーズ突入! FLAG28 雨の日と月曜日は
■いつの間にか、完全に人間界に染まったエルシィさんですが…

月曜日。また勉強ばかりの1週間が始まる。LCがユ~ウツだと愚痴ていると。
ちひろ「月曜日を週の始まりと思うから長いのさっ。」「例えば―」「水曜日を週の始まりと思えばいーじゃん。」
簡単なものである。乗せられてすっかり明るくなったLC。
一方、神は、それとははるかに比べ物にならない陰鬱な空気を発していた。それもそのはず。
さっさと契約を終えてしまおうと駆け魂狩りに精を出したのに総数6万匹ほどという絶望的な数字。
仮にドラゴンボールが6万個だったら、誰が集めるというのだ?
少林寺三十六房が6万房だったら、誰が突破するというのだ?
いくら駆け魂隊が他にいるといっても、地区長からしてあの程度では。実力面で信用ゼロ。
そんな桂馬を気にして、LCはちひろに励ましてもらおうと頼むのだが。
ちひろ「やなこった―♪」「接触してオタメガがうつっても困るし―」
    「  気  持  ち  わ  る  ~  ~  ~  ~  い  。  」

ふらふらと教室を出る桂馬。ちひろの一撃が堪えたのかとLCがフォローを入れる。
桂馬「バカ言え。」「あんな現実女の言うことなんて気にするか。」

   個   性   な   き   現   実   女   に   フ   ラ   グ   な   し   。

   「見ろ、この学園を。」「ゲーム内では学園は宇宙人だ軍人だ電波だと個性で溢れているのに、」
   「  現  実  の  学  園  は  髪  の  色  す  ら  一  色  だ  !!  」
周囲からは何かおぞましいものを見る目で見られているが気にもせず続ける。
   「ボクは研ぎ澄まされた理想に生きるギャルゲーマー、」「ぬるい現実との間に接点はない!!」
ちひろの声(接触して移っても困るしー)(気持ちわるーい。)
桂馬「あんな奴モブキャラ同然なんだ。」「モブキャラが話すんじゃない……」
LC「け、結局気にしてませんか?」
ですよねー。
桂馬「全然!!」「あんな現実女、」「ボクが気にかけることは絶対にない!!」
そう強がってみせたところでセンサーに反応が。視線の先にはさっきまでけなしていた現実女。
その現実女が肩をすぼめて窓際に立ち止まる。何かかわいらしい包みを手に動きを止めている。
桂馬たちに気づき、
ちひろ「オタメガどいて!」「ジャマ!!」
肩で桂馬を突き飛ばし走り去る。
LC「か、神様…」
桂馬「ま、待て!!言うな!!」
あわてて耳をふさぐ。LCも負けずに、大気圏を突破するほどの大声で事実を突きつける。
LC「ちひろさんが、」「次の駆け魂の持ち主です― ですー ですー ですー」

小阪ちひろ 身長158cm 体重50kg
帰宅部 勉強:中 運動:中の上 趣味:特になし 好きなタイプ:イケメンなら大体
あまりにも中途半端すぎて桂馬には手が出しづらすぎる。
桂馬「せめてもう少し情報がないと、ルートがわからん!!」「ないのか!!」「実家が忍者とか―!!」
LC「ムリですよにんにん――っ!」
桂馬「でも、攻略ルートがあったとしてもあいつだけはやだ!!」「なんであいつを攻略しなきゃならん!!」
LC「やる気だしてください!」「私たちの首が飛んでもいーんですか?」
桂馬「駆け魂を飛ばしたハクアの首は飛んでなかった。」「1回2回の見逃しは大丈夫さ。」
もはやLCの脅しは通用せず。情に訴えようとする。ちょうどその時だ。
ちひろが意中の相手に、まさに告白していたのだ。
桂馬(このパラメーターはあんまりだろ…)(好きな男、)(あり!!!)
   (こんなゲーム作ったら………)(作った会社、燃えるぞ!!)
唖然とするほかなかった。急な雨にも動こうとすらしない。
LC「中に入りましょー神さまー。」
桂馬「ほっといてくれ…」「あいつを攻略するぐらいならボクはここで凍え死ぬ。」
そんな二人とすれ違うちひろ。濡れているのは、雨のせいだけではなかった。
いつもの悪態すらなく、去っていく。強くなる雨脚の音が、学園を包む。

■攻略するのか、しないのか?
  攻略出来るのか、出来ないのか?
  雨はやむのか、やまないのか?

5:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 00:46:10 7czZBr3w0
雨上がりのその日、私は櫂をこいでいて、終わりが来た世界で、あの人と二人ぼっちで。
FLAG29 たどりついたらいつも雨ふり
■鬼の目ならぬ、現実女の目にも涙。決して攻略しないと誓った神様の心も揺れているのです……

翌朝、教室。
LC(あのちひろさんの告白を目撃して以来…)(何かと、考えこんでいる神様です。)
  「ちひろさん、泣いてましたね…」
桂馬「見りゃわかるよっ!」
LC「もし、あの男の人のことで心のスキマができてたなら、」「スキマがもっと大きくなったかもしれません。」
桂馬「言ったはずだ!!」「あいつは攻略しない!!」
LC「う~~いじわるです~~」
桂馬「ぼくは別に、」「人助けで駆け魂を出してる訳じゃないぞ!!」
   (……)(……)(……)(……)(……)
LC「栞さんみたくなってるー。」
などとやっているとちひろが。
  「あ、」「ちひろさん… おはよーございます。」
ちひろ「昨日は…」「かっこ悪いとこ見られちゃったなぁ…」
LC「…いえ…」「こっちこそあの~~ごめんなさい…」
ちひろ「思い切って告白してみたんだけどさ…」「見事フラれちゃったみたい…」
桂馬(あ、あいつにも…)(弱くなる時があったんだな…)(一応…)(ここは声をかけられるシーンではある。)
   (こ、これは攻略じゃないぞ!!)(あんまり落ち込むと駆け魂が育つからな…)
   (ひとセリフ限定で…現実に譲歩してやる。)
  どうした?元気ないじゃないか。▼わははざまーみろ!!お前なんか。▼元気、道に落としてきたのかよ。▼
  今日の放課後デゼニーシーにでもいくか?▼バカヤロー!!お前らしくないぞ!!▼昨日の雨はすごかったなあ。▼
熟考した末、桂馬が一歩歩みよろうとしたその時。
ちひろ「さ―って、」「じゃー次の恋に移るか。」
あっけらかんとしたもので、早くも次のターゲットは決めてある。
    「やっぱり恋がないと、」「人生張り合いないもんね―」

桂馬「そんなの…恋じゃねー。」
   「ヒロインの恋はもっと重いんだよ!!」「すぐに忘れたり!!乗り換えたり!!」「そんなのは恋じゃない!!」
ちひろ「何よあんた!?」「オタメガには関係ないでしょ!!」
桂馬「うるせーボクの心配返せ!!」「部活も入らず!!」「頑張ることもない!!」「そのくせ人をあしざまにののしり!!」
   「口を開けば誰がイケメンだと色恋の話ばかり!!」「お前らみたいな連中が!!」「現実を汚染しているんだ!!」
ちひろ「それ、」「あんたのことじゃん。」「あんたも帰宅部だし、」「人の悪口ばかり言って!!」
    「頭の中は恋愛ゲーム一色!!」「人のこと言えた義理か、底辺ゴキブリ男――!!」
全部跳ね返ってきました。もはやGと化した桂馬、カサカサと教室を去るほかなかった。
桂馬(な…なんて失礼な奴だ!!)(現実を気にかけてもロクなことはない!!)(現実なんて、)(もう知らん!!)

LC(それ以来…)(神様は現実に対して、)(心を開かなくなってしまいました。)
教室内でもかまわずVR-PFP。
  (家でも、)(部屋から出てきません。)
部屋のドアを叩けば「うるさいどっか行け」とメモ書きが。
食事どきにも出てこない。匂いで呼ぼうにも「ゲーム機に匂いがうつる 今すぐやめろ!!」と。
そうこうすること数日。部屋に鳥が来始める。もはや死期すらうかがえる。
まともに登校するかと思いきや、その目は完全に死んでいる。もはやモニタとゲーム音以外何もないかのよう。

ちひろ「へ―…エリーとも話さないんだ。」「な…なんなのさ、」「こ、これじゃ私が悪いみたいじゃない。」
    「ねぇ、私悪くないよね?」「先にケンカふってきたの、オタメガの方なのよ!!」
手近にいた生徒に同意を求める。
??「ふーん。」「桂木、」「そんなに落ち込んでるのか―」

廊下では桂馬が行き倒れていた。落とし神とはいえその肉体は人間。飲まず食わずでは当然である。
桂馬(現実は矛盾だらけだ…)(現実で頑張っても、)(何もいいことはない!!)(もういいや―)
意識も存在も闇に溶け込もうとしていく。しかし。
??「立ちなよ。」
声のしたほうに首を動かす。すぐ前に、歩美がかがみこんでいる。
歩美「こんな所で寝てると、」「私に轢かれるよ。」

こ、この娘は…!? ①巻を読んでね?

6:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 00:49:18 7czZBr3w0
つまりは、その場所から見たら、この二つにどれ程の、差があるのだろうか? FLAG30 雨がやんだら
ま、ま、まさかの再登場?

どうやら歩美は桂馬に用があったらしい。
LC「あれは……」「歩美さんだー!!」「神様と私が契約して一番始めに手がけた女の人です!!」
  「駆け魂に隠れ場所として使われた歩美さんの攻略を渋る神様を陸上部の女子をブルマ姿に
   してやる気出させて神様は歩美さんの強引な応援からきっかけを作って最後は大会直前の
   歩美さんのケガが仮病だと見破った神様が土壇場で歩美さんを説得し駆け魂を追い出したんです」
  「字が読みにくい人は単行本①巻をどうぞ!!」
桂馬「あ…歩美…」
つい攻略中のときのように呼び捨てにしてしまい、顔面を踏んづけられる。
歩美「あ…歩美って呼ばないでよ。」「私たちそんなに仲良かったっけ!?」
といいつつ視線をそらす。その顔はほんのりと赤い。
   「ね―桂木―」「ちひろとケンカしたんだって?」
桂馬の脳裏にゴキブリ呼ばわりされたときの邪悪な形相が浮かんでくる。ゆらりと立ち上がる。
桂馬「……知ってるか……」「争いは、」「同じレベルの者同士でしか発生しない!!」
   「ボクと現実が争うことはありえない!!」「なぜなら、ボクと現実には接点がないからだ!!」
   「ボクは…」「ケンカなんかしていないっ!」すたすたと立ち去ろうとするが、ぶっ倒れる。
歩美「お…」「お腹へってるの?」
桂馬「フ…まさかな。」「食事ならさっきたらふく食べたよ。」「ゲームの中で。」
首根っこ引っつかまれて引きずられる桂馬であった。

グラウンド。
歩美から部活前の栄養源を手渡された桂馬。ちひろと仲直りしてと頼まれるが聞く耳持たず。
歩美「ちひろはね―――」「私の友達なんだよー。」
桂馬「これからも友情をはぐくんでください。」
歩美「じゃなくてさ―」「ちひろからあんたの悪口聞くと、」「な、なんか気分悪いのよ。」
桂馬「?」「なんでお前の気分が悪くなるんだよ。」
言われてみればそうである。なんでだろ…とドギマギした末。
歩美「じゃ、」「じゃーね!!」
またしても桂馬の顔面に蹴りが飛ぶ。
   「あ、そーだ。」「今日、私とあんたが掃除当番だよ、教室の!!」「忘れずに来てよっ!!」
そう言い残し駆け去る歩美。木陰から様子をうかがっていたLCがよってくる。
桂馬「エルシィ…」「攻略した女子の記憶は消えるんじゃなかったか?」
LC「?」「はい、消えます。」きょとんとしている。
桂馬「な、」「ならいいけど…」
LC「記憶を失ったと言っても、」「昔に戻った訳じゃないですよ。」
  「だって、歩美さんの心のスキマは埋まってます!!」「歩美さん、前より輝いてますよ!!」「ね、神様!!」
一瞬だけ桂馬の動きが止まる。だが。
桂馬「ま…前と同じだよ。」「現実がそう簡単に変わるか!!」
LC「変わってますよう。」「だから、ちひろさんも助けてあげてください―」
桂馬「イヤだ ベンベン!!」「もう現実には関わらないって言ったろ!!」「特に人をゴキブリ呼ばわりするような現実女にはな!!」

怪獣化までして拒否する桂馬だが、そうは問屋が卸さなかった。歩美がちひろを仕向けてきたのだ。
桂馬「見え見えのセッティングには乗らん!!」「さっさと掃除しよう。」
ちひろ「フン、わかってるわよ。」「い…言っとくけど!!私、悪いと思ってないからね!!」
    「ゴ…ゴキブリは言いすぎたかもしれないけどさ…」
意外と気にしてるのか…?悪印象も変換可能だっけ…いや、まさかな。と気の迷いとして振り払う。突如。
ちひろ「オタメガ!!」「ふせて!!」
どうやら狙いのイケメンがいたらしい。彼の誕生日に、何かプレゼントで釣るべく雑誌で探しているというのだが。
桂馬「フ…愚かな…」「雑誌?」「そんな適当なアイテムで落ちれば世話はない。」
   「相手の好みは?」「性格は?」「髪の色は?」「部活は?」「アプローチはそれぞれ変わってくる!!」
   「相手の分析もせずに攻略に乗り出すとは…」「まさに笑止!!」「北極探検に、」「水着で行くが如し!!」
   「ボクは常に分析をおこたらない。」「だからボクの告白イベントは百発百中だ!!」
どこの弾幕STGだよ。じゃなくてどうせゲームの話でしょ?と切って捨てようとするちひろだが、それが出来る程の経験なし。
現実の恋愛なんてしたことないくせに!!と返そうにも、桂馬のここ2ヶ月ほどの経験を前に何も言えず。
ちひろ「じゃあ…どうしたらいいってのよ!!」「私の告白…」「あんたの力で成功させてよ!!」
桂馬(関わらないって言ったろ!!)(なのにどうしてイベントが次々起こるんだ―!!)

展開!展開!また展開!!現実は甘くない!!

7:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 00:51:56 7czZBr3w0
その道はひどく複雑なんだ。たどり着くのはとても難しいんだ。ナビゲートできるのはボクだけなんだ。……って、なあ…聞いてる…か?
FLAG31. 10%の雨予報
■ちひろの恋愛を手伝うということは、つまり…!?

なにがどうなったのやらといった説明はさておき、桂馬がその気になってくれてLC大喜び。
桂馬(そーか…考えようだ…)(ターゲットに好きな奴がいるなんて設定、ありえないと思ったが…)
   「あいつの恋愛を成就させれば駆け魂が出るのか!!」「相手はボクじゃなくてもいいんだ!!」
その発想はなかった!!ってどういう絵柄だよおい。

   「という訳で、」「お前のどーしよーもない恋を大々的に応援してやる。」
翌日の放課後、ちひろを教室に引き止めたものの。
ちひろ「バーカ、あんなの冗談よ。」「誰がオタメガの力なんて借りますかってーの!!」
黒板にユータの行動ルートを貼り持論を展開するも聞く耳持たず帰ってしまう。

ちひろにお茶を持たせ突き飛ばす。よろけてユータを巻き込んでしまう。
ゲームの世界ではありがちなパターンだろうが、当のちひろはおかんむり。
  しかし…神様の猛烈な力で…ちひろさんは確実にユータくんを攻略していったのです。
脳内メーカー風の説明も退屈なだけなのか寝ちゃってるし。逐一立てられる攻略作戦も上の空。

そして3日後。ユータ攻略は順調そうに見えるが今ひとつ不安が残る。
そこでちひろに告白の練習をさせようと、桂馬はLCに呼び出させる。
桂馬(くそ、なんで男相手の告白をボクが考えるんだ。)(アホらしくなってきた…)(当の本人は真剣味ないし、)
   (なんなんだあいつは!!)(万事テキトーであいまいで…非論理的で…)(現実女はよーわからん!!)
ベンチに横たわり、空を眺める。ちひろは肉まんを持ってやってきた。LCとは出会わずに。
   「おい、今日告白だぞ!!」
ちひろ「ま―それより、」「熱いうちに食べようよ。」
聞いてない。
桂馬「今日は勝負の日だ!!」「僕がセリフ作ったから参考にしろ!!」
ちひろ「へへ―落とし神様―」「お供えものでございます~~」
茶化す。
    「ね―駅前にイチオシの中華屋があるのよ。」「今日一緒に行かない?」
ゴキブリ呼ばわりしてたころには考えられないような笑顔である。
しかし、桂馬にはちひろをユータに告白させて成功することしか見えてない。
桂馬「それはない。」「今日お前は告白して成功する。」「それで、ボクとお前の付き合いは終わりだ!!」
ちひろ「告白…」「やめよっかな―」
なんなんだこいつは!!という表情の桂馬。それにかまわず続ける。
    「よく考えたらさ――」「そんな好きでもないかなーと――」「という訳で…」「なしの方向で……」
我慢の限界だった。
桂馬「いーかげんにしろー!!」「人の努力をなんだと思ってんだ!!」
ちひろ「何よ!!私はムリに協力してって言ってないわよ!!」
桂馬「そんな問題じゃない。」「今まで出会った奴らは違った…」「みんな!!みんな!!がんばってた!!」
   「少しはお前も、」「真剣になれ!!」
気おされるちひろ。ややあって。
    「……」「いーじゃん。」
    「私、なんの取り柄もないし、」「見た目も……かわいく……ないし…」「みんなみたいに輝けないもん…」

    「 真 剣 に な っ て 、 」「 ど ー な る っ て の さ !! 」

桂馬をを突きはねてその場を立ち去ってしまう。

LCが戻ってきたのは、それからだいぶたってから。
桂馬「告白は中止だ。」「失敗だ…」(あいつにも…)(ちゃんとパラメーターはあったんだ…)
   「相手の男ばかりに気を取られていて…」「ちひろ自身を見てなかった…」
   「あいつの心のスキマを広げてしまったかもしれない。」
LC「でも…告白が中止じゃ…」「もう駆け魂を出す機会が…」
桂馬「駆け魂は……」「ボクが…出すよ。」
■桂木桂馬、その真の価値が今、試される!!次号…!!!!

コメント(お題:自分の中で信じるジンクスがあれば教えてください。)
ネームの仕上げは必ずミスタードーナッツ。

8:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 00:53:47 7czZBr3w0
■神、走る…………!!
肉まんの袋を握り締め、桂馬が向かう先は海浜公園。
桂馬(目先の「恋愛」にとらわれすぎていた。)(今にして思えば、ちゃんとつながってたんだ…)
   (……言い過ぎだった。)(もう、)(失敗はしないぞ!!)

自分という名の船が、ひどく頼りないような…この海を航海するには、とても心細いような…
FLAG32. Singing in the Rain
ちひろは船の甲板にいた。桂馬は身投げと勘違いし思わず跳びかかる。
ちひろ「な…なんで追ってくるのよ!!」「私のこと、嫌いなんでしょ!!」
より上の階へと逃げていく。
    「あんたの言う通りだよ。」「私、本当にいい加減な女だもの。」
    「自分でもわかってんの!!」「何したって、」「平凡な人だもん!!」
    「なのに真剣に生きるなんて、」「カロリーの無駄じゃんか!!」
桂馬「ウソつくな~~~~」「本当はもがいてるくせに~~~~~~」
雨が降り始める。ちひろは傘を桂馬に対する盾のように開き、さす。
ちひろ「わ…私のどこが、」「もがいてるって言うのさ!!」
桂馬「じゃあどうして、」「好きでもないくせに、男を追いかけるんだ!!」
一瞬のためらいののちに。
ちひろ「なんか、」「光ってる人に憧れちゃうのさ。」
    「憧れてる間は、」「私も一緒に光ってる気がして…」
桂馬「全く、だらしない奴だな。」
ずかずかと傘に入り込んでくる。入って来ないでと怒鳴られるが無視。
ちひろ「な…何よっ、」「私ら似た者同士かと思ってたのに。」
    「あんただって、適当に現実生きてんじゃん。」「ゲームの中に逃げ込んでさ。」
    「あんたなら私の気持ちわかるかと思ってた。」
栞のときもそうだったが、ここが桂馬と他人との違いであろうか。
同意や共感を求める相手を、きっぱりと否定する。
桂馬「ボクは…確かに現実に絶望してる。」「だけど、」「自分には絶望していない!!」
   「今がつまらないか…楽しいのか…平凡なのか…」「決めてるのは現実じゃない。」
   「決めるのはボクだ!!」「ボクが望めば不可能はない!!」
   「お前だって……」「望めばなんでもできる!!」
ちひろは距離を置いて反論する。いきなりかのんのような頂点なんか無理だと。
   「それは、」「ちひろ次第だ!!」
ちひろ「ち、ちひろって言うなぁ!!」
駆け寄る桂馬を傘で叩き追い払おうとする。
桂馬「ボクもお前を平凡だと思ってた…」「でもお前が…一番個性があったのかもしれない…」
   「お前の悪口は…」「Sランクと言わざるを得ない…」
   「ボクをあそこまで打ちのめしたのは…」「お前だけだ。」
ちひろ「ほっとけ!!」「私だって光れるもんなら光りたいわよ!!」
幾度となく桂馬の頭を打ち続けるちひろの右手を押さえこみ、
桂馬「ちひろが望めば…できるよ。」「たかが現実だ。」「お前なら楽勝だ。」
ちひろ「な、何しても私なんか……」「どうせ…どうせ…」

    「   ど   う   せ   平   凡   な   の   !!   」

振りかぶったところに不意打ちのキス。
桂馬「できるよ。」「不安になった時は、」「いつでもボクが助けてやる!!」
かくてLCは、6匹目(魂度3を除く)を捕獲したのであった。

その後…
チヒロはバンドを始め、メンバー募集中。イケメン情報を特典にLCを引き込もうと。
一方で桂馬にも思うところがあった。
桂馬「やっぱり現実はクソゲーだ!!」
   (なのに…)(みんなこんな現実に四苦八苦してる。)
   (ボクは…どうなんだろう…)(そうだな…ボクは……)
その思い、LCは判ってか判らずか。
■桂木桂馬は考える。君を、貴方を、人間を…

コメント(お題:今までで、一番思い切った買い物はなんですか?)
高校生の変形ズボン。店がすげー怖かった。

9:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 00:55:12 7czZBr3w0
ステキな買い物★ムテキな毎日? Flag.33 神様のダイナミックショッピング

■忘れちゃダメよ☆神にーさまが本当はどんな奴かってことを。

桂馬も少しは現実に前向きになってくれたのかも…LCの希望とは、やはりほど遠い日常であった。
 落とし神様
 いつも攻略サイトのお世話になってます。お礼にひとつ情報です。
 鳴沢駅前の「コリー」に『らぶ&heats;てぃあ~ず』の初回版が売ってましたよ!
 昼イチで確保に向かってはいかがでしょう(^-^)/
このソフト、ヒロインの一人に問題があって即日回収、再販版から存在抹消といういわくつきの代物。
桂馬はさっそく情報のあった隣町へと向かう。嫌がるLCの意志など聞かず。
わき目も振らず「コリー」に着いたものの開店は午後1時から。
今はまだ午前11時。やむなく隣のオジマップで時間を潰す。
幸か不幸か、同じく午後1時からレトロゲームフェア開催の張り紙が。
LCはLCで、面展示されたソフトが全部同じものにしか見えてなくて。桂馬のお叱りを受けるハメに。
桂馬「考えてみれば…」「今までお前を遠ざけすぎていたのかもしれない…」
   「もっとお前に、」「ボクのことを知ってほしい!!」
がっしりとLCの両肩を掴み、顔の間近で言葉を続ける。LCが告白と勘違いしてもやむなし。
といったシチュだが結局はギャルゲーのレクチャーと『らぶ&heats;てぃあ~ず』初回版のおつかい。LCしょんぼり。

 失われしDを求めて 第一話「ギャルゲー爆誕」
   ギャルゲーの歴史…それは「3D」と「2D」の階級闘争の歴史であった!!
   黎明期のギャルゲーは現実の模倣であり、3Dの2D化でしかなかった。
   奥行きもなく実在しない存在が、リアリティの重みに敵うわけがない。とされてきた。
   2Dキャラ「違うわ!!」「存在から自由だからこそ!!」「私たちは強くなれる!!」
   現実の呪縛から解き放たれた彼女らは、新たなるステージへと立つこととなった。
   「女子」という可能性の拡張、完全なる理想の追求、そしてD(次元)を補って余りあるD(夢)。
   こうして2Dは現実に勝利…新しい世紀が始まったのだ!!    第二話「属性のワナ」に続く
LC「あのー字幕版ありませんか?」
周囲の同好の志にはともかく、LCにはまったく理解できなかったようで。
ハンコ絵の見分け方から購入の方針(プレミア化して手が届かなくなるくらいなら今とりあえず購入)、
押さえるべき傑作など説明は多岐にわたった。
ちなみに財源はM資金。

桂馬を現実に近づけるのではなく、自分から桂馬に歩み寄ったら…神の熱意についほだされるLC。
かくて午後1時を迎え、言われたとおり『らぶ&heats;てぃあ~ず』初回版のおつかい。
ところが。件のソフトは3種類あった。(B)\12,000- (P)\15,800- (S)\10,000-
迷った末にまずBを消し。BはBoysのB。今回は乙女ゲーに用なし。
そして残りのうち安いほうを手にするが、思い直して高い方を選択。
PremiumとStandardの違いだろうか。よく見れば得点CD付と記載されている。
あとはレジで清算するだけである。おとなしくしていれば問題はない。はずだが…
ここで店員の背後にある商品が目に入る。なんと\33,600-と書かれた同名の商品が。

結果。LCが買ってきたのは、ゲームの枠すら超えた大暴投であった。
DVD-VIDEOの表記。人気タイトルにはありがちのOVA化。
LC(ゲームと同じ名前のアニメがあるなんて、)(知りませんでした。)(神様は…まだ遠い存在です。)
ちなみに、OVAは桂馬の眼鏡にかなう出来ではなく。
本来の目的だったギャルゲーの『らぶ&heats;てぃあ~ず』初回版はレトロゲームフェアで売ってましたとさ。
桂馬「とりあえず確保しといてよかった。」

■素人には困難な道です。

10:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:04:48 7czZBr3w0
■恋愛攻略奮闘記『神のみぞ知るセカイ』、今号…史上再難の攻略対象が!?神に危機が迫る!!

難攻不落の、ゲームがあった…… 幾多の人間が挑み、そして破れた…
少女(私を…助けてくれる人は、)(どこにいるの…?)

■悲しみにふける桂馬…こんな神様見た事無いですね。

いつも自信満々な桂馬が、その日はLCから見ても小さく見える。
何ごとかと思いきや、珍しく神ですら攻略できないソフトにぶち当たっていた。
一見ただのギャルゲー。しかし、それはとてつもないバグゲーだったのだ。
                                      アート
    あなたをふるわせる「せつ☆泣き」ADV!! くれよん-空の芸術-
                                          アトリエりりす
桂馬が購入したのはその初回版。5大特典つきで税込み\12,600-。
(ドラマCD・12色クレヨン・原画集・ヒロインフィギュア2体)
ディスク2枚組といいながら2枚目は全部修正ファイル。延期すること23回。
幾度となくパッチを当ててもなお直らない。誰もが見放したこのタイトル。
それでも桂馬なら……桂馬ならきっと何とかしてくれる……
と誰がいったかは知らないが、
LC「い、いくら落とし神様でも、」「  ム  リ  なものは  ム  リ  ですよね。」
この一言が桂馬のプライドに火をつけた。かくてLCも桂馬の手伝いをするハメに。

桂馬の主義には反するが、全ルート総当たりで行けばというわけで
そのメモをLCに命じまずは電源を…入れられない。まず3度に2度は起動しない。
最初の選択肢で昼ごはんの誘いに「行く」と次の選択肢は学食券売機の全ボタン。
セーブして戻ろうにもPFPを破壊するためそれも出来ず。LCでなくても逃げ出したいよコレ。
立ち絵が上下反転表示され、キャラの声が割れ、なぜか謎のオッサンに置き換わり…
そして7時間が経過。LCは既に倒れた。
それでも諦めない桂馬に対し、なんでクソゲーにここまで入れ込むのかとLCが尋ねると。
桂馬「じゃあ…」「空(ヒロイン)の絵は誰が見てやるんだよ!!」
   「確かにこのゲームはクソゲーだ。」「でも、」「空はなんにも悪くない!!」
   「悪いヒロインはいない!!」「悪いゲームがあるだけだ!!」
なら元凶を糾せば…いや、もう潰れてしまったのでそれも出来ない。
そしてついにループを突破。エンディングが……見え……ない(文字化けで)。

(以下超世界ゲームWikiより抜粋)
概要
(前略)発表から発売まで5年の歳月を要し、幾多の制作上のトラブルと
無数のバグにより「伝説のクソゲー」。または「究極の積みゲー」として有名。
初回限定版は中古市場で高値で取引されている。

製作関係のトラブル
(中略)
・フィギュアは上着の色が違うだけの、同じものが二つ入っていた。
・ドラマCDは本編の音声が入っているだけだった。

内容関係のトラブル
・攻略対象ヒロインは1人だけにもかかわらずフラグが壊滅的。メインルートに入れない。
・5回目のオンラインパッチを当てたところで、ようやく攻略ルートに入れるようになったが、
 直後ループするバグが発生。パッチが有料ダウンロードだったことにも批判が続出した。
・6番目のパッチの予告を出したところで、会社が倒産し、攻略不能になる。
・パッケージとオフィシャルサイトのサンプルCDが全CGだった(と思われる)。
・さらにCG指定が間違っているので、しばしば異常なCGが出る。
・途中で原画家が変更になったので、空の顔が時々変わる。
・意味不明なミニゲームがゲーム中に挿入される。しかもミニゲームもバグ付き。等々…。

エピソード
ただ1人、エンディングを見た者がいる、という噂がネットで流れたが誰も信じず、やがて忘れられた。

FLAG17 今そこにある聖戦 fin. ※このゲームソフトは完全なフィクションであり、決して実在しません。ホントですヨ…。

11:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:07:53 7czZBr3w0
■駆け魂を次々とゲットするエルシィが優秀な悪魔に見えるかもしれませんが、それは気のせいです。

実に4匹捕獲と間違いなく脅威の成績なのだが。その手柄を持って神を解き放つ…というわけでもない。
LC「そういえば駆け魂が入っている娘は変な娘が多いですね。」「どうしてでしょう。」

FLAG18 一花繚乱

桂馬は一つの仮説を打ち立てる…が、その説明のメモに描かれた絵はヘタなユル絵。
ツボにハマったのかLC大爆笑。メモを持って走り出す。
ろくに前を見てなかったため他の生徒にぶつかってしまう。
よりにもよってガラの悪そうな相手。即座に桂馬の背後に隠れる。
桂馬「怖いもんか。」「こんな絵に描いたような脇役…」「パセリみたいなもんだ。」
とはいうものの今は現実。当然殴りかかっても来るし殴られれば痛い。
   「い、今から謝るルートに変えてもいいかな?」
そこに。
??「お前たち、やめろ。」
   「無抵抗な者を痛めつけるなど…」「 真(まこと) の 男 のすることではないぞ!!」
長身の女生徒。その長髪がたなびく。
不良たち「ヒュ―かっこえーじゃん。」「なに―オレたちとやるつもり―っ?」
??「まさか。」
   「下衆な男と、」「交える拳は持たない。」「私の拳が汚れる。」「見逃してやるから早く去れ。」
こうまで言われて黙っている不良はいない。バタフライナイフを手に女生徒へと襲いかかる。
だが、女生徒は残像一つ残し不良の背後へ。拳圧一発、寸止めなのに不良をふっとばす。
もはや女生徒の眼光の前にその場にいられる不良たちではない。捨てゼリフすらなく逃げ去る。

女生徒は3年の春日 楠(かすが くすのき)。
武道の達人、道場の後継ぎとしてTVに出るほどの有名人。
でも神にとっては興味なく、たいしてケガしなくてすんだと桂馬も立ち去ろうとするが。
楠「おい、」「待て。」
桂馬「あ、助けてくれてどうも。」
楠「…………」「お前、それでも男なのか?」「なぜ立ち向かわない?」
桂馬「あー良かった。セーブデータは大丈夫だった。」
やり過ごそうとするも、
楠「聞け!!」「お前のような男が下衆の肥やしになるんだ!!」「それがわかってるのか!?」
左腕をねじりあげられる。
桂馬(なんだ!?)(より強い奴に絡まれてる。)(状況悪くなってるぞ!!)
そこに箒を振りまわしながらLC乱入。目ぇ閉じてるもんだから全弾桂馬にhit。
駆け魂レーダーに反応が。桂馬と楠、お互い関わりあいたくない相手のようだが。

世間の人物評は武士そのもの。しかし楠は本来、かわいいものには目がないのだった。
わ…私の目指す道に…必要ないものだ!! と心にフタをしてはいるものの。
そこに紙切れが飛んでくる。さっきLCが持っていったはずのあのメモが。

桂馬「まさか…あいつと戦うルートにならないだろうな…」
   「昔のゲームじゃ、時々あったんだよな…勝負して勝つのが落ちる条件って……」
LC「今から体を鍛えましょうか?」
桂馬「頼むぞ、どうか違う展開で…!!」
神の神頼みとはこれいかに。

12:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:10:53 7czZBr3w0
決して譲れぬ己の道。だけど隠せぬ乙女の心。熱闘!武士っ娘攻略第2回!! FLAG19 以心分心

■今度の攻略対象は武士っ娘、春日楠。もし戦おうものなら絶命必至の危険なアイテでございますが……!!

4月10日生まれ3年A組18歳175cm55kg。古式武術春日流羅新活殺術の伝承者にして女子空手部の主将。
瓦割りも彼女の場合は瓦“貫き”。接点のない相手に桂馬は…さっそく弟子入りを志願。
どうせ近づかねばならぬなら、いっそ自ら至近距離に飛び込むより他なし。
楠「そんな容易に…」「極められる世界と思っているのか!?」
背後に仁王が浮かび上がる。
桂馬「違う世界なら…」「すでに極めております。」
背後にギャルゲキャラたちが浮かび上がる。闘気、互角(?)。
かくて弟子入りを果たした桂馬、まずは雑用係から。

小ネタ4コマ4本。

さて、見たところどうにもルートが安定しない。
それもそのはず、本来の楠を見ていなかったからだが、
それと気づくのも実にたやすかった。一人猫を抱いている所を目にしては。

弱みを知られたからには克服せねばならない。
猫をベランダから放り投げる楠であったが…意外にも猫は背後にいた。
別人格の楠に抱えられて。

■そうそう、駆け魂狩りにはこういう事が起こるのです☆

13:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:13:26 7czZBr3w0
■本当の自分の気持ち…それは自分にすら、なかなか分からない。ええ、このケースを除いてですが。

楠は以前から違和感を覚えていた。心がざわめくたびに身体が引き裂かれるような感覚。
猫を桂馬に突きつけられる。やはり背後にはもう一人の楠が。

FLAG20 優勝烈敗

むしろこれは千歳一隅。軟弱な心と直接向き合うチャンス。
この状況下において桂馬から出された提案は冷静で的確。
だがよりはっきり実体化させ楠自ら打ち負かすには、猫では軟弱さが足りない。
とはいうものの猫の上と言われても急には思いつかない。そこに。
LC「デートとか!!」「ど―でしょ―!!」
突然の乱入者に猛反発する楠と桂馬。しかし、今のところそれしか正解はなかった。
よりはっきりと実体化したもう一人の楠を見てしまっては。

後日、商店街。
そこにはやたらひらひらした服に身を包む楠の姿があった。
LCのセンスがそのまま現れた結果である。
周囲から笑われているようで恥ずかしいという楠に、
桂馬「主将がかわいいから、」「みんな見てるんですよ。」
思わずもう一人も実体化する。楠の攻撃対象は…もう一人ではなく桂馬に。

さて肝心の行き先だが。ゲームショップもスポーツ用品店もそんな雰囲気にはなれず。
結果ゲーセンのエビエビ(ワニワニ)パニックに落ち着く。
さっそく本日一番のスコアに得意げな楠。直後、桂馬はカンストさせた。
その後適当に映画を観たり遊園地に行ったり。

そして夕方。公園のブランコに揺れる二人。
おかしい。これではただのデートだ。本来の目的とは程遠い。
楠(なにか、ないのか… あいつを押し出せる……)(究極に軟弱なこと…)
その答えは、目の前の先達にあった。恋人同士、一つのソフトクリームをなめあう姿。
白き山が、世界最高峰のごとくそびえ立つ。
楠(負けるな!!)(このソフトクリームは武(もののふ)への道!!)
  (なめろ、なめろなめろォォォォォォ!!)

出た。完全に分離。
楠「お前の正体は知ってる!!」「「女」の私…!!」「勝負だ!」
桂馬(どっちが勝つかはわからんが…)(エンディングは見えた!!)

■意地と意地の戦いが、次号決着…か?

14:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:16:20 7czZBr3w0
“羅新活殺術”伝承者…春日楠!!新世紀武士っ娘伝説の始まり!!

武門の棟梁に生まれ、女を殺して強くあらんとしていた楠。
しかしそれは、やはり彼女本心からのものでなどあろうはずもなかった。

FLAG21 一拳落着

楠B「うんざりだ!!」「もう私は女として生きるわ!!」
楠A「うるさい!!」「女らしさなど強さに必要ないんだ!!」
桂馬をよそに死合いを始める二人の楠。止めようよーと言うLCに桂馬は無視。
生身の人間が止められるような物じゃない。
なにより、決着は彼女たち自身でつけるべきものだ、と。
楠A「いつも私の心で暴れてくれて!!」「今日こそ黙らせてやる!!」
左の正拳突きが飛ぶ。その左腕を抱え込み、逆に後ろ手に捻り上げる楠B。
楠B「武道なんてくそくらえ!!」「今日から私が本当の楠よ!!」
楠A(つ…強い!!)(軟弱な私のくせに…)
   「負けるわけにはいかない!!」「私がしっかりしないと…」「春日流は潰れる!!終わる!!」
楠B「あんな道場潰れちゃえ!!」
背後、至近距離から右の突きを喰らい、ふっとばされる楠A。ちょうどその先に桂馬が。
桂馬「苦戦してますね。」「主将ほどの方が…」
楠A「う…うるさい!!」
桂馬「勝つ方法、」「教えてあげましょうか?」
楠A「なに!?」
桂馬「しかも…」「瞬殺!!」
楠A「い…いらない!!」「余計な口出しするな!!」
桂馬「カンタンですよ。」「ホラ。」
楠Aの髪に花を挿す。
桂馬「そもそも戦う必要あるんでしょうか?」「いっそ、」「彼女を受け入れればいーんです。」
   「女の子らしく、しかも強い!!」「かわいい武道家をめざしましょう!!」
AB両方からドツかれる。
W楠「何かを極めるってことは!!」「何かをギセイにすることなの!!」
桂馬「なんだ。両立できないのか。」「偉そうなこと言ってるけど、大したことないな。」
かわいくて強いもの。ピカチュウもそうだし、猫だってねずみを狩る。
人だって…地割れはやり過ぎですよLC。

W楠「バ…バカバカしい!!」「こんなおふざけに付き合うことが、」「それこそ無駄だ!!」
桂馬「ふざけてなんかいない…!!」「何かをギセイにして、手に入れたものは…」
   「結局何かが欠けている。」「もっと大きな強さを追うべきです!!」「主将!!」
黙り込むW楠。
桂馬「じゃあ…今日のデートも…」「主将にとって無駄だったんでしょうか!!」
即座に無駄だと切り捨てようとするA。その語尾を言われる前に反対の言葉をつむぐB。
楠B「かわいくて強い武道家か。」「それ、いいな!!」「でも…」「不器用なんだ、私たちは。」
   「私は、」「あきらめるよ。」「今日で満足した。」「ひとまずお前に譲るよ。」
   「もし、お前が武道家として十分に強くなったら、」「女の私を呼んでくれ。」
楠A「………ああ。」
楠B「最後に一つだけいいかな…」
そう言ってAの体をのっとる。自分がここにいた証に、熱い思い出を残したいと。
力任せの不器用な口づけ。それが二人の、いや、三人の、最後だった。

駆け魂も無事捕獲し、気をやってしまった楠に毛布をかぶせ立ち去る桂馬とLC。
その様子を電線の上から、目にした者がいた。
LCの羽衣に見覚えのあるというこの女性、何者……!?

春日楠編、堂々決着!!が、新たなる展開が神にーさまに迫る!!次回巻頭カラーで新展開!!
次号は休載です。43号より連載再開いたします。

15:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:18:19 7czZBr3w0
可愛いだけのはずがない…敵か味方か!?第2の悪魔っ娘来襲!!
Flag.22 地区長、来たる。(カラー扉:地区長ハクア)

■忘れがちですがエルシィは一応悪魔って設定です。

LCが地上に降りて2ヶ月。撃墜数5は立派なエースの証。のはずだが悪魔らしさのかけらもなし。
楠もいまや人前で猫を抱いて歩くほどに穏やかになって…というのはまた別の話。

それにしても、人間をも分裂させるとは、駆け魂の力には驚くことしきり。
って知ってたはずだろ!?と桂馬にツッコまれたLC、初めてマニュアルを手に取る。
桂馬「マ、マニュアルなんてあるのか!!」
LC「ええ、駆け魂隊の…」
桂馬「早く言え!!」
LC「これを読めば駆け魂のこともばっちりです。」
桂馬「つまり今まで読んでなかったんだな。」「でもマニュアルはいいぞ!!」
さっそく駆け魂のことを検索してみるLC。出てきたのは……かけ玉汁。
間違えて料理書を持ってきてしまったらしい。(´・ω・`)
桂馬(歩く悪夢だこいつは…)
   「つまりこれからも、」「なんにも分からないまま駆け魂…追うって訳だ。」

また失敗…としょげ込む余裕もなく駆け魂センサーに反応が。
しかしそれもすぐに消えた。その直後、なぜか勾留ビンに囚われるLC。
別の悪魔が狩りに来ていたのだ。
よく見ればLCの元同級生、すでに地区長に昇進したハクア・ド・ロット・ヘルミニウムである。
学生時代から常にトップが当たり前、LCとは正反対の娘さん。
LC「あ、そうだ!!」「ハクアに紹介する―!!」
  「この人神様!!」「私の協力者なの!!」
なんで神が?と胡散くさげな目を向けるハクアだが、すぐに桂馬が普通の人間であると気づく。
ハクア「ま、いいわ。」「握手してあげてもいいわよ。」
ところが桂馬は、まるでその手を避けるかのように立ち上がり天に両手をのばす。
なにごとかと思いきや。
桂馬「静かにしろ!!」「今、空から、」「イベントが降ってくる!!」
釣られて空を見上げるLCとハクア。何も見えないがそれも当然。
イベントはPFPにのみ降ってきた。画面の中のギャルゲーキャラが喜んでいる。
桂馬「誕生日の12時きっかりにネットにつなぐイベントなんて作るなよ!!」
   「学生ゲーマーをなんだと思ってるんだ!!」「もうこの会社のゲームは買わん!!」「通常版しか!!」
……買うんですか。

こんな調子じゃ戦果も知れたものねとLCに同情の目を向けるハクア。
逆に自分はどれだけ捕まえたのかと聞かれ、目をそらしつつ10匹かな、と答える。
そして立ち去ろうとすると。
LC「私もがんばらなくちゃ…」「私、まだ…」「5匹だから。」
思わず向き直る。一瞬の間の後。不意に笑いがこみ上げてくる。
それもそのはず、ただでさえ落ちこぼれのLCが、それもわずか2ヶ月で5匹。
現場を見てないハクアが嘘だと思うのも無理もない。普通の悪魔でも勲章モノだ。
ハクア「あ―っ相変わらず面白い奴。」「癒やされちゃった。」
LC(え…?え…?)(ほ…本当に……?)(……)
  「じゃ、じゃあハクアは勲章2つだ!!」「やっぱりすごい!!」
無邪気に喜ばれ赤面するハクア。

旧知との安らぎの時は、ドクロウ室長の指令で終わりを告げる。
他地区で捕獲に失敗したものが、潜伏中にかなり力を溜め込みLCたちのいる地区に逃げ込んだという。
室長「強い駆け魂だ。」「用心しろ!!」

―その悪魔はまだ知らない。我らが神の眼力を―

16:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:20:34 7czZBr3w0
同級生2人の現在は? FLAG23 地区長、脅迫される。

■第2の悪魔っ娘と逃げた駆け魂とで大変です。

室長からの連絡を受けさっそく駆け魂のあとを追おうとするハクア。
LC「まだ近くにいるっ。」「ハクア!!一緒に行こう!!」
だがヒラの力なんか必要ないと一人で飛び去ってしまう。
桂馬は桂馬でギャルゲーから手が離せないとその場を動こうとしない。
桂馬「くそっうちの学校のホットスポットは弱すぎる!!」
かくてLCは一人で駆け魂を追うことに。

東校舎。勝手のわからないハクアは迷子になっていた。
学校の中身なんて知らなければどこも同じようにしか見えない。渡り廊下からふと空を見上げる。
ハクア「こんなはずじゃ…」「なかったのに…」
がっくりとうなだれる。そこに。
??「手伝ってやろうか?」
声の聞こえたほうを見ると、奇妙なポーズを取った男子生徒が。電波を求め流れ着いた桂馬である。
呆れ顔のハクアをよそに。
桂馬「この学校は詳しい。」「ボクが駆け魂を捕まえる手助けをしてやる。」
またしてもハクアから笑いだす。
ハクア「あははちょっと待って!!」「人間に何ができるって言うのよ!!」
桂馬「わからないぞ。情報さえあれば。」
ハクア「誰に向かって言ってるの!?私、上級悪魔よ!?」「エルシィの所に帰りなさい!!」
しかし桂馬は、すべてを見抜いていた。PFPから目をそらすことすらなく。
桂馬「駆け魂を逃がしたのがお前だってことは、」「エルシィには言わない。」
ひるむハクア。
   「今逃げて来ている駆け魂は、お前が逃がしたんだろう?」「そして、それを誰にも知られたくない。」
否定しようとするが桂馬は聞いちゃいない。やはり攻略中のイベントを回収しつつ。
   「お前は上司の連絡が来る前から何かを追っていた。」「にもかかわらず、」
   「その事をエルシィに言わなかった。」「エルシィと連携した方がスムーズなのに。」「何か不都合があったからだ。」
ハクア「い…言わなかったのは…」「その、」「ご…」
桂馬「極秘の命令だった?」「その可能性はさっきの連絡で消えたよ。」
言い訳すら許さない。さっきまでの頼りない男とはまったく別の顔。
ちょうどそこにLCが箒で飛んできた。着地点には下敷きになった桂馬が。
思わず学生時代のようにLCに箒や羽衣の使い方を注意する。優等生復活…!?
桂馬「優等生の衝撃事実!!」「そのハクアについて耳寄りな情報をワンクリックでご提供しましょう。」
ハクアの鎌が桂馬を遠くの壁まで叩きつける。そしてすぐさまLCにあっち探してと追い払う。
桂馬「……認めるんだな!」「駆け魂逃がしたこと…」
ハクア「ちょ…ちょっと油断しただけよ!!」「あ、あんなの私の実力じゃない!!」「言いふらされたらたまらないわ!!」
桂馬「僕もお前をどうこうする気はない。」「今ボクが置かれてる状況をもう少し知りたいだけだ。」
   「お前が来るまで地獄の設定すら怪しんでいた。」「エルシィからの情報はどうも信用できない。」
   「エルシィは……」「エルシィは…」「バカだからな…」
割烹着着てしゃもじと箒持って笑ってるビジュアルしか浮かばない。これのどこが悪魔なのだろうか……
ハクアでなくとも、悪魔関係者ならただただ頭を下げるほかなかった。
   「ボクはただ…」「一刻も早くこのゲームから開放されたい。」「それには情報が必要なんだ!!」「エンディングに辿りつくために!!」

中庭。ハクアの羽衣で過去30分以内の情報を映し出す。まだLCにはできない術だ。
ハクア「それにしても、悪魔を脅迫するなんて…」「なんて人間なの!?」
桂馬「人間に脅迫されるなんて…」「なんて悪魔なんだ…」
逆切れして桂馬を殺そうとするハクアだが、LCも一緒に死ぬと返されて手を降ろすしかなくなる。
残念ながら、ここには駆け魂の形跡はなかった。次へ。

もう一度心のスキマに逃げ込んでいるのでは…との桂馬の仮説を否定するハクア。
強力に育った駆け魂は、よほど大きなスキマでないと入れなくなる。
ハクア「早く捕まえないと…」「力をつけてて危ないわ……」
桂馬「?」「危ないわけ…」「ないだろ?」「エルシィは「駆け魂は悪人の魂」って言ってたぞ。」
   「力をつけてても所詮人間じゃないか……」「お前ら悪魔なら楽勝のはずだろ?」
まず大前提が違っていた。
ハクア「そう駆け魂は……」「「悪魔にとっての悪人」…」「悪魔の、」「魂なの。」「私たちとは違う……」「本物の「悪魔」…」
■ついに明らかになる秘密…次号も超必見!!

17:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:23:16 7czZBr3w0
■この漫画は恋愛攻略コメディーです。あしからず………

古の地獄…人の悪を育て、その邪な魂を糧とする悪魔…かつて地獄はそんな悪魔たちの住処だった…長い長い間…
しかしそれを良しとしない者がいた…「違う」悪魔たち…彼らは古い悪魔を封印追放し、新しい地獄を作った。
理性と秩序が守られる地獄…私たち…「新しい悪魔」の時代がやってきた…

FLAG24 地区長、地獄を語る。
タイトル煽り:詳しい悪魔の設定初公開!興味ある………よね?

当の桂馬は聞く気なし。いつものPFPから目を離そうともしない。そんな前フリよりも肝心なのは、
・「駆け魂」とは「古い悪魔」の魂である
・まだ弱く肉体も持たないうちは人間の女性に入り込む
・心のスキマ≒負のエネルギーを糧として受肉、復活する
・描け魂に取りつかれた娘の特殊能力は人間に引き出された悪魔の力
 (分裂、透明化、全冊読破、……)
ということである。

ハクア「あれから…もう300年以上経つのよ…」「古い悪魔はもう過去のもの!!」
    「野蛮な時代はもう終わったの!!」「私たち新悪魔は知的で理性的な存在なんだから!!」
大仰にポーズ決めて力説しているそのころ。LCは実物の消防車に釘づけだった。
桂馬「道理でエルシィが悪魔としてキャラが弱いわけだ…」
ハクア「あの子を私たちの代表として見ないで欲しいけど…」

というわけで作戦変更。
むやみに人気の多い場所から負のエネルギーに満ちた場所へ捜索ポイントを改める。

109連敗中の野球部グラウンド。まともに練習するよりタッチごっこにいそしむ現実逃避っぷり。
校舎裏。前に楠にシメられてた不良連中の溜まり場。
ハクア「こいつら単に負の存在なだけよ。」「エネルギーは大したことないわ。」
出会い頭に侮辱された不良ども、襲い掛かるも無描写で返り討ち。

別に生きた人間でなくてもいいのか?と桂馬がひらめいた先は、旧校舎の廃劇場。
桂馬「元々墓地だか古戦場だかで、」「オバケが出るんだとさ。」
ハクア「オバケってまた古風ねえ。」「いやしないわよ。そんな漠然としたもの。」
桂馬「悪魔に言われりゃあ世話ない。」
中は暗く静まり返っている。わずかずつ、ハクアのセンサーに反応が。
ハクア「ここからは油断できないわ!!」「離れずに着いてきなさいっ!!」
ところが桂馬は構わず引き返す。
    「え…」「ちょ、」「ちょっと待って!!」「なんで帰るの!?」
桂馬「ボクがいても仕方ないだろ?」「あとはお前の仕事だ。」
ハクア「あの、でも…」「こ、この建物の構造がよくわからないじゃない!!」
桂馬「たいした問題じゃないだろ?」「お前なら多少の不利は大丈夫さ。」
   「お前はもう、」「10匹も駆け魂捕まえてるんだろ?」「じゃ、」
ハクアがなにかを言いかけるが、言いよどんでしまう。わずかな建物のきしみに驚き、桂馬に抱きついてくる。
動転する桂馬を見て自分がなにをしたのか気づき、突き飛ばす。そして。
ハクア「……」「捕まえてないの…」
    「 私 … 」「 駆 け 魂 1 匹 も 捕 ま え て な い の よ ! 」
    「他のみんなは捕まえてるのに…」「私…なんにもしてない…」
    「学校じゃなんでもできたのに…」「どうしてなの…?」

事態は、衝撃の告白などお構いなしに急変する。LCからの急報がハクアのセンサーに入る。
すでに劇場の客席、多くの犠牲者たちが横たわる中、LCは件の駆け魂と対峙していた。

末尾煽り:で・か・い!!こ・わ・い!!
      ※中央の顔を見つめすぎると不安な気持ちになりますのでご注意ください。

18:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:25:33 7czZBr3w0
■舞島学園の危機に神&悪魔ペアが駆けつけました!!

LC「みんな気を失ってる……」「大きな負のエネルギーの持ち主がいないから数で勝負したんだ……」
そこに駆けつけたハクア。桂馬はドアの影からそっと伺っている。

FLAG25 地区長、捕りモノをする。

魂度3にまで成長した駆け魂。顔があるのはその表れ。二人とも授業ですら未体験の領域。
それでもやるしかないと強引に勾留ビンで吸い込もうとするハクアだが、それが駆け魂を起こす結果に。
駆け魂に操られた犠牲者たちが二人を阻む。桂馬はあくまで死んだフリ。
駆け魂を吸いきってしまえば犠牲者も元に戻るからとLCに抑えさせようとするが、
LCはまだそこまで羽衣を使いこなせていなかった。本体に逃げられる。
ハクア「もういい…!!」「お前の助けなんていらないわ!!」「1人でやる!!」
きびすを返した所に。
桂馬「……エルシィと行け。」「1人じゃ…」「また失敗するぞ。」
床に横たわったまま続ける。
   「エルシィを信用しろ。」「エルシィはもう5匹も捕まえてる。」「これは本当の話だ!!」
桂馬の眼前に鎌の切っ先が突き刺さる。
ハクア「またその話…!!そんなの……」「ありえないわ!!」「この子は羽衣もろくに使えない!」
    「落ちこぼれなのよ!!」「私のほうができたのよ……」「優秀だったの…」「学校じゃ…」

日ごろから手にしている鎌は主席卒業の証。
ずっとみんなの手本として、先頭に立ち続けたプライドが彼女の支えだった。

桂馬の忠告を無視し、一人で後を追うハクア。
桂馬もLCを連れて追おうとする。その頭を箒が襲う。
LC「どーして神様、ハクアと一緒なんですか―!!」
  「私が一緒に行こうって言っても断ったのに!!冷たく断ったのに――!!」
桂馬「あ、あれはボクも事情があったんだよ!!」「ハクアを助けに行け!!」
LC「どーせ足手まといです、私なんか。」
そっぽ向いてしまう。
  「ハクアは優秀だから」「1人で大丈夫ですよ。」
ぶーたれながらしょーぼーしゃの落書きを始める始末。やむなく首根っこ引っつかんで劇場を出る。
桂馬(くそ!!ボクは教師か!!)(なんでどいつもこいつも世話しないといけない!!)

ハクア「また逃げたのかな…」「またイチから探すの…?」
    「学校の模擬捕獲だと行動パターンもすぐわかったのに…」「少しもマニュアル通りに動いてくれない…」
    (なんなの……?)(学校出てから失敗してばっかり…)(協力者はなかなか決まらないし…)
    (人間の心は…)(複雑怪奇…)(やっと見つけた駆け魂には、)(逃げられちゃうし…)
    (こんなはずじゃない…)(こんなはずじゃなかった!!)
身震いするほどの心のスキマ。彼女が付け入られるには、十分すぎた。

屋根の上。ようやく桂馬もハクアを見つけ、登ってくる。相変わらずLCの口は3の字。
桂馬「駆け魂はいたか!!」
その声にゆっくりと振り返るハクア。
ハクア「……」「誰ダ、オ前?」
    「ジャマスルナ!!」
大鎌が桂馬を襲う。桂馬に怪我はなかったが、吊り上げられてしまう。
桂馬(なんだ!?)(悪魔のクセに心のスキマ使われてどーする!!)
駆け魂自ら開けた大穴から、犠牲者たちが這い上がって来る。
LC「う~~~神様~~どーしましょう~~」
お目目グルグル。
桂馬「たまにはお前も考えろ!!」

今月はここまで。でも次のページに何かがあります。

19:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:27:43 7czZBr3w0
ピンナップ紹介文
 気高き心に満ちるのは、せつなく甘い特別なもの。/青山美生
 か弱きお前を守りたい!!高ぶる気持ちを拳に託し!!/春日楠
 もっと強く輝きたいの♪見えないあなたも照らせるように♪/中川かのん
 何時(いつ)だってノンストップ!!その想いも止まらない!!/高原歩美
 私の声は聞こえてますか?顔も忘れた、愛しき人よ…/汐宮栞

頼みの綱はエルシィだけ!!もう駄目かもしんない。

Flag.26 地区長、誇りを取り戻す。

さっそく取り囲まれるLC。一人で多人数は無理があったか。
これが桂馬なら話が違う。
多人数同時攻略も手馴れているし、なにより本質を見切っていた。
今最優先で救うべきは、ハクアだ。
そう助言した桂馬をハクアは焼き捨てる(大きな怪我なし)。
鎌にまとわりつく紅蓮の炎。その切っ先がLCに向けられる。
LC「駆け魂に操られるなんて―」「ハクアらしくないよ――」

ハクア(……気安く言わないでよ。)(気安く言わないでよ!!)
    (そのためにどれだけ勉強したと思ってるの!!)(努力してた!!努力してたのよ!!)
    (でも…少しも役に立たない…)(学校の勉強がどれだけできたって…)
    「自分が逃がした…」「駆け魂を捕まえることもできない…」
LC「!?」
ハクア「エルシィになんか会いたくなかった……」「誰にも会いたくなかった……」
    「私…なんか…」「なんにも…できや…しない…」
初めてハクアの心の内に触れたLC。助けなきゃ!!助けなきゃ!!助けなきゃ!!
でもどうすれば…神様なら、どうしたかな…
ハクア「もう取り戻せない…」「私はおしまいよ!!」
ハクアの鎌がLCを襲う。切り裂かれたのは髷の髪留めだけ。
LC「大丈夫だよ。」
ハクア「!?」「なにが…」「何が、」「大丈夫なのよ!!」
猛然と襲い掛かるハクアに、LCは生徒たちをすり抜け飛びつく。
LC「私の中では…」「ハクアはすごい悪魔だよ!!」「この先もずっと!!」
  「ハクアが羽衣の使い方を教えてくれたから…」「こうして飛べる!!」
  「ハクアをお手本にして、ハクアのマネをして、」「私…一人前になれたんだよ!!」
  「だから、ハクアに何があっても…」「ハクアがすごいってこと…私、死ぬまで信じてる!!」

ハクア「ガッカリよ…」「エルシィに励まされるなんて…」「私…本当にゼロに戻ったのね…」
駆け魂から伸びるヒモがぶるぶると震えている。そして…はじけとぶ!!
    「でも…少し身軽になれた…」
心のスキマが埋まり、元のハクアが戻ってきた。
見栄を張ったり嘘をついたりする必要もなくなり、素直に攻守を変えて駆け魂に挑む。
羽衣使いにはハクアに一日の長があり、勾留ビンにかけてはLCはすでに5体を捕らえたエース。
魂度3、撃破。

手柄をハクアに譲ったLC。ハクアの初成果は、華麗さとはとんと無縁のものとなった。
生徒たちを押さえ込むのに巻き添えを喰った桂馬にも詫び、ハクアは去っていった。

何事もなかったかのようにPFPを取り出し、ゲームの続きを始める桂馬。
LC「神様ーっハクアと何コソコソ話してたんですか―?」「今日の神様、」「ちょっと冷たかったですー!!」
桂馬「ごめん。」「今日はお前に助けられたよ。」「よく説得してくれた。」
むくれっ面だったLCに笑顔が戻る。
LC「あ…あははっ、」「あ、あれは神様が前に言ったこと思い出して……」「エヘ…エヘヘ。」
  「神様―一緒にパン買いに行きませんかー?」

ハクア「私、オムそばパンよろしく。」
桂馬&LC「まだいる!?」

ハクア編完結!!………………って、アレレ!?

20:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 01:30:52 7czZBr3w0
>>10-19 3巻収録
>>3-9 4巻収録
>>2 最新話バレ

21:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 03:25:10 ytNk6SrH0
>>1
ありがろん

22:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 08:22:10 CoYqvTtk0
タイトルは積みゲー崩しの方がこの漫画的には合ってるんじゃ

23:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/21 11:45:02 +EBeAi8LO
そのタイトルを付けるとしたら第六話だったな。

24:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/22 23:46:00 uoZW+LVV0
早売り買って読んだがママン最高だな
神にーさまはツンデレな上絶妙なタイミングでデレを魅せてくれるぜ、まったく
こういうのにLCもママンもやられちゃうんだよなぁ

ギャグとしても単発話としても非常に良い出来の話でした
二次元すら孕ませる神っぷりはマジ半端ねぇっす

25:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/23 22:58:48 E1T5h+KtO
そういえば俺、ママンの誕生日知らねえや

26:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/23 23:10:25 ocgeIltM0
昨日が母親の誕生日だった俺にはタイムリーな話だった

27:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/23 23:21:51 SE3bbPCqO
俺のママンの誕生日なんてバレンタインデーだぜかわいそうに

28:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/24 01:15:59 0Jz/f+X50
俺の母親は俺の5日後だぜ
何歳の時に産んだかで一歳若く言えると言っていた

29:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/25 15:59:44 AlGyhBRW0
ネタバレしている人には悪いが

台詞が少なすぎる
凝った表現に気を使う剰りに逆に読みにくい
主語がぼかされていて意味不明な箇所がある

30:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/25 17:43:46 jkP5iM7o0
実物を読んで初めてわかる部分を残しておくのが良バレ、と自分は思うので
そういうのは気にならないなー。
少なくとも嘘や間違いは書いてないから。

31:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/25 20:24:49 myiwanGcO
>凝った表現に気を使う

そのあとなんて書いてあるのか読めないんだが
むしろバレ文はまだ読める字ばかりで書かれてるんでマシな方

それと台詞ばかり書かれてもつまらん アングラ映画のパンフじゃないんだから

32:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/25 22:19:05 lWPHDGj/0
確かに台詞はそんなにいらない。
入れすぎると出来損ないのゲームみたいになる。


33:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/26 05:04:51 TwUxFL0p0
バレ師がどう書くかを、エサもらってる俺らがどうこう言う筋は無いよな

34:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/26 07:30:15 SHjM5pIzO
文句言ってる奴は過去のでいいから自分で書いてここに載せてみればいい

35:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/26 11:35:05 od0oqM0o0
バレ師に文句つける奴は荒らしです

36:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/26 18:54:04 1hxZzTqMO
>>34
あと縛りもほしいな
1レス以内とか1時間以内とか

37:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/27 22:53:46 lQUrBku5O
合併号か…

38:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/29 19:01:04 SRa0zM0t0
ハヤテにネタバレ来たみたいだし、こっちもそろそろか。

39:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/29 19:08:53 JnzRNU3n0
今週は女の子はLCと母しか出てきません
そんな母とLCが見ているTVで『落とし神』というWebサイトのドキュメント番組をやっているという話です

なんかよく分からないでしょうけど、あとは他の方お願いします!

次号から新シリーズ開始。熱血教師編スタート・・・・・・かも!?

40:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/29 20:03:52 hozgivVJ0
>>39
>熱血教師編スタート
ついに先生の出番キター

41:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/29 20:18:23 fNoWl3yu0
>>39
乙。
熱血教師…あの二階堂先生のイメージらしからぬ言葉だが、他に教師らしい
教師もいないし、やはり二階堂先生編なんだろか。
しかしママンとLC最近出ずっぱりだな。実にキャラクター数の少ないマンガだ。

42:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/29 21:44:47 Ziw06yqp0
いやむしろ年中ジャージの女体育教師を

43:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/29 21:57:33 BsvTYY3NO
■今号は、某ドキュメント番組形式でお送りします☆
郊外の高校に通う石上くん。毎週木曜日になると、立ち寄る場所があります。
   「最近はショップ限定の特典とかないんで、」「近くの店で買えばいいのは楽ですね。」
ゲームショップです。まっすぐに向かったのは、美少女ゲームコーナー。
   「今のギャルゲーは、」「本当に面白いですよ!!」
今、ゲームショップで異変が起きていると言います。美少女を中心にしたゲーム…
いわゆる「ギャルゲー」が、売り上げの上位を独占しているのです。
そしてこの流れを牽引する、インターネットサイトがあります。

    サ    イ    ト    ・    落    と    し    神    !    !

 麻里が見ていたドキュメンタリーバラエティー番組「クロノスの目覚め」。
 そこで発せられた聞き覚えのある名前に、LCも食いつく。
FLAG35 なにかの☆よあけ

 本家よろしく小芝居のあと、画面はゲームメーカーの取材VTRに切り替わる。
 連日の企画会議。その間も目を離せないサイト・落とし神の画面がそこにもあった。
 落とし神とはなんなのかスタッフに尋ねてみた。
   「まぁ、ゲームの攻略サイトではあるんですよ。」
   「でも、ゲームに対する考えが非常に独特で…」「なんというか…」「見たら人生変わりますよ。」
 まがまがしい様相にナレーションも絶句。

開設当時のサイト・落とし神。今も変わらないシンプルなトップページです。
しかし一度(ひとたび)中に入ると…あらゆるゲームの知識が詰まっているのです!!
石上くん「ホント、神業としか言えない量と早さですよ。」「発売日の午前中に3本ぐらい攻略できてるんですよ。」
   「一度、神様に挑戦しようと思って…」「友達3人で発売日に1本攻略したんですけど、」
   「ボクらが1本終わる間に、神様は10本攻略できてたんです。」
話を聞いている私達の目の前でもまた一つ攻略!!おどろきの早さです!!
我々は落とし神と呼ばれる管理人に、コンタクトを取ってみました。しかし…失敗!!
攻略以外のことには関心がないと言います。落とし神…一体どんな人物なのでしょう?
 当人は番組をよそにゲームに浸っている。
 麻里にごはんかゲームかどっちかにしろって言われてるのも聞こえてるのかどうか。

 再びゲームメーカーのV。会議は紛糾中、代表取締役の口調も熱い。
代表取締役・MASARU「パケ違いとか特典とか、」「こざかしいキャッチフレーズとか!!」
   「中身分けてダウンロードで二度どりとか!!」「そんなんで引っぱる時代じゃね―」
   「ギャルゲは変わったんだ!!」「必要なのはただ、いいヒロインただ、いいゲームそれだけだ!!」
かつてはそれもままならない時代がありました…落とし神のサイトができた当時…ギャルゲーは存亡の危機に瀕していました。
変わりばえのしない内容…特異性ばかりが売りのキャラクター。高い値段設定などがユーザーを遠ざけていました。
 倒産した他社の社長。バブルの発想が主流だったころ。道路に倒され、雨に打たれるギャルゲのパネル。
どん底の、ギャルゲー業界。しかしそこから…落とし神の逆襲が始まります!!

MASARU「もういいゲームなんて作れない…」「あきらめかけていた時でしたね…」
落とし神(こんなゲームで満足してるのか…?)(本当に満足なのか…!?)
当時のMASARU「現場を知らない素人が…」「今のギャルゲ市場は3万人まで落ちてるんだ!!」
   「好みも細分化してるし…」「これが精一杯だよ!!」
落とし神(2Dヒロインの可能性は、)(こんなものじゃない!!)(2Dヒロインの力を信じろ!!)(信じろ!!信じろ!!)
 神の意思は他の製作者にも波及した。
 どうせ絵師次第だろという者にも、海外の高額予算にはかなわないと愚痴る零細メーカーにも。
当時のMASARU「そうだ、忘れていた……」「ヒロインへの… 愛 !!」「 ヒ ロ イ ン 愛 !!」

……時代は変わりました…かつては3万本売れれば大ヒットだった美少女ゲームが、
全世界で500万本クラスの売り上げを記録するようになったのです。
ギャルゲー再興の中心…クロノスは今後も、落とし神を見守ります!!   製作著作 なるさわテレビ

すっかり心酔したLC、TVをまったく見てなかった桂馬に内容を伝えるも。
桂馬「たかがサイト一つで現実が変わるわけないだろ。」「バカバカしい。」
まったく信じちゃいない。麻里は落とし神の正体に気づかずどーせ気持ち悪い人よとか言いだすし。
そもそも桂馬にはゲーム攻略に時間食われてTV見るヒマもなし。
■知らぬが仏…というより「神」かも。次号、ついに新シリーズ開始。熱血教師編スタート……かも!?

44:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/29 23:36:37 xezEkJPZ0
えっと・・・かずゆきドンマイw

774 名前: ◆Ijbg3iR4eg [sage ガイアの夜明けネタ] 投稿日:2008/12/29(月) 20:51:17 ID:72vKAjzJ0
イタ回、まだまだ続くよ!

コメント(お題:自分だけの気持ちいい瞬間があれば教えてください。)
編集部に行く時に、都営新宿線の乗り換えが、スムーズな時。




45:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/29 23:46:36 B8vwR4Rd0
敷居高すぎwww

46:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/29 23:53:31 WFoY6cBD0
なるほど、ギャルゲが毎月あんなに出るのはそういう世界だからではなく
桂馬の手によるものだったのか

47:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/30 00:02:19 wm4ifEHn0
まさに「神の見えざる手」による御技



48:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/30 00:20:15 qmiB0bOM0
神様は本当にあの世界ではネ申だったんだな(w

49:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/30 03:16:16 oyDsGswyO
次回もイタ回か、楽しみだw

これでギャルゲが相当出る世界って分かったな。
アフィで相当儲かってそうだし神様の資金面の疑問も解消か。

50:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/30 05:32:07 mlpT2bL00
ギャルゲーがポケモン並に売れる世界かよw

にしてもこの調子だと、4巻はちひろとイタ回だけで終わりそうだな。

51:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/30 09:48:53 Mkhtw8kaO
だがそれがいい

52:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/30 17:28:55 uPA5cKZc0
合併号が続くとか単行本収録の関係で攻略回入れなかったんだろうな

53:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/30 18:27:01 DRT51kDi0
4巻表紙は桂馬、ちひろ、歩美の3人で収めてくれ
構図は元ネタが必要だが、2.3人並んだレイアウトの神仏とか無いかね

54:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/30 21:27:05 aUEOibG60
この業界への影響力、思わずギャルゲーを汁ゲーに変換して読んでしまったw

55:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/30 23:33:31 VpyzbXtI0
知らぬが神www

56:名無しさんの次レスにご期待下さい
08/12/31 20:49:40 Rv1eUYFy0
ハルヒと同様に神は無自覚に世界を変えてしまうからこそ神、
というのを地でいってるなぁ(w

一向に回収が進まず、力を付けて普通の悪魔じゃ
手が出せなくなるのも出だした駆け玉達への切り札として
ドクロウに目を付けられたのも、その神としての能力に
期待したからで、おつむが弱いエルシィを付けたのは、
その力を駆け玉狩り以外に使われない様にする為
の措置なのかもな…

57:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/02 03:42:30 NUg4Z1h20
3巻が楠編4話、ハクア編5話
4巻がハクア後日談1つ、ちひろ編5つ、短編3つ

ってところか?

58:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/03 04:32:14 ESLNg9ab0
桂馬って将棋かよ

59:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/03 09:02:30 DldTTxfdO
ゲーマー

60:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/03 11:15:25 EPPOsWgS0
の両方

61:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/03 16:48:43 ofGvZ8Pm0
>>58
将棋界には、昔から「桂の高飛び歩の餌食」という格言がある。

    ,ィィr--  ..__、j
   ル! {       `ヽ,       ∧
  N { l `    ,、   i _|\/ ∨ ∨
  ゝヽ   _,,ィjjハ、   | \
  `ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ   > つまり、桂馬はあゆみんに
     {___,リ ヽ二´ノ  }ソ ∠  喰われちゃう運命なんだよ!!!
    '、 `,-_-ュ  u /|   ∠
      ヽ`┴ ' //l\  |/\∧  /
--─‐ァ'| `ニ--‐'´ /  |`ー ..__   `´
    く__レ1;';';';>、  / __ |  ,=、 ___
   「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
   |  |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,|  , -,
    ! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | |   | | .l / 〃 ))
    l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj  7
    | |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\::  ::::|  ::l /

62:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/03 22:30:10 0A6oqV5e0
ナ ナンダッテー!!
 Ω ΩΩ

63:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/04 02:05:10 sl+9evSr0
>>61
歩美のことですね、わかります

64:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/04 13:00:02 yFSRyT9z0
>>61
体育倉庫でおいしく食べちゃうわけですね。わかります。

65:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/04 13:24:35 xJTsC7nY0
猟奇だな

66:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/04 15:17:56 gL7OqJhMO
>>61なるほど

67:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/04 18:44:44 Ga0OAgJw0
>>61
さすがネタバレスレ。
もう最終回のネタバレ出やがったww

68:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/08 11:57:12 j7UYs8tx0
今回のバレは読みやすかった

69:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 10:30:21 Cq9FW5Cl0
とりあえず熱血教師のスペックが知りたい

70:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 10:36:26 sYeKSxYK0
新しいキャラは長瀬純(21)というプロレス好きな教育実習生
桂馬のクラスに副担任としてついたが、授業中に平気でゲームをしている桂馬を気にする
勇気を出してオー説教を試みるが、桂馬には冷たい目で見られてしまい、そのまま退散

純は木に寄りかかり、桂馬を真人間にする事を教師として最初の仕事にすると決意
すると、後ろの木からかけだま(?)が出てきて先生の体に入ってしまう

次回へ

71:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 10:43:16 sYeKSxYK0
長瀬さん
URLリンク(p.pita.st)

72:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 10:54:22 Tx4meA7rO
ネタバレありがろん

長瀬さんより駆け魂の可愛さに目がいっちまったw

73:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 11:50:17 g2dLllCnO
乙です。
オーはあれか、鶴田かw

74:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 11:56:38 yl78vo3a0
待ってたぜ…教育実習生!!!!

75:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 12:06:52 Cq9FW5Cl0
二階堂先生、長瀬さん在学時から教師だったということは最小限に見積もっても
26歳以上か。

76:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 12:45:25 M/OBut41O
二階堂先生のあの顔はどう見ても三十路後は(血で汚れていてこれ以上読めない)

77:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 15:58:37 bRpJtDhn0
のーてんき
使命感はあるがヘタレ

長瀬純はLCのような性格なのかな?

78:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 16:15:52 leKSeL6X0
いきなり神みたいな生徒に当たるとは不運な…
神は自分なりのスタイルをもう確立してるし、そういう生徒に
下手に勝手な理想像押し付けても空回りのような気がするが、
そこら辺の機微はまだわからないのだろうな

79:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 17:17:46 LwQPhFKY0
実習中の記憶がなくなるのは色々ときついんじゃないだろうか

80: ◆Ijbg3iR4eg
09/01/10 17:49:48 gAaLEhd50
桂馬「駆け魂が出ないとゲームがはかどっていいな!!」「このままずっと一話完結で行こう!!」

新シリーズ開始。

81:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 21:58:52 tY/3fBsI0
苗字だけ聞いて、やっぱり馬面の親類が?と思ったw

82:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/10 23:17:42 aeWUVg940
孤独?孤高?色々とがんじがらめな少年・桂馬の心を変えるかもしれない新シリーズ開始! FLAG36 24ビットの瞳

■私立舞島学園高校のさわやかすぎる朝。

待ちに待った…この日がやってきました。
何度も通った舞高への道も、立場が違うとなんだか新鮮です!!
長瀬純!!21歳!!今日から教師です!!

二階堂「教師じゃない!!」「まだお前、教育実習生だろうが!」
純「二階堂先生オー久しぶりです!!」
二階堂「相変わらずのー天気な奴だ。」
というわけで、他にも何人か実習生は来ているが、今回のメインは純。
尊敬する人はジャンボ鶴間。古い時代のプロレス好き。
純「プロレスこそ、夢や希望、そして理想の強さを追うスポーツです!!」「教育も同じだと思いませんか?」
二階堂「お前の「お」が「オー」になるのは鶴間好きだから?」
どうやら鶴間の口癖がうつっているらしい。純自ら元気だけが取り柄という直情型。

しばらく二階堂の元でB組の副担任を務めることになった純。
さすがに生徒たちは鶴間を知らず、自己紹介では微妙な空気に。
さっそく1時間目は二階堂の授業なので純も教室の後方で見学。
しかし……当然といえば当然だが……どうしても終始ゲーム三昧の桂馬に注意がいってしまう。

授業終了後、二階堂に尋ねてみるが、気にするなとだけ言われきょとん。
ゲームくらいやめさせればいいじゃないですか!と意見するが他の先生も二階堂と同様、さじを投げていた。
水泳ですらPFPを離そうとせず、英語でも授業と両立していれば文句ないだろとばかりに100点連発され。
二階堂「私の授業もつまんねーとか言いやがって!」「ムカつくからもう知らん!!」

純(知らんって…)(先生が生徒に負けていいの?)(注意するべきかな―)(でも私…たかだか実習生だし…)
お昼。購買で確保したパンを片手に携帯電話を開く。保存してある鶴間の試合動画が心の癒し。
  (いえ…実習生とか関係ない!!)(私のプロレス魂が放っておけない!!)(桂木くん…)(私がオー説教します!!)
生徒たちは立ち話をしたり色々している。そんな中、相変わらずゲームに没頭している桂馬。
純「か…桂木くん…」「ゲ…ゲームもいいけど…」「もっとお友達と遊んだら?」
桂馬「友達?」
桂馬が純にむけたまなざしは、純のそれとは明らかに異質のものだった。
恐ろしいものを見たような反応を残し、何も言えず純は走り去ってしまう。
桂馬にしてみれば普段どおりの対応なので、なんだろう?としか思っていないのだが。

純(ビ…ビックリした…)(あ…あの子の目…)(本当に何も現実に期待していない、)(別世界からこっちを見てる目だ…)
  (ただの問題児じゃない…)(だって…)(あんなに孤独そうだもん…)
  (そう!!孤独なのよ、寂しいのよ!!)(あの子もやりたくてゲームやってる訳じゃないの!!)
  (救ってあげないと…)(そう…)(ジャンボも言ってた!!)(「人生は、)(チャレンジだ。」)
  (あの子を真人間にする…)(これが私の教師としての最初の仕事…!!)
  (そう、私は理想を…つらぬくわ!!)(…今度こそ…)
それまでに何かで挫折した経験が、純の心のスキマとなっていたのであろう。
駆け魂が駆け魂を呼ぶこの学園で、また一人新たな犠牲者を生み出したのであった。
5時限目のチャイムが鳴る。駆け魂に憑かれたとも気づかず、純は次の授業へとオー急ぎ。

そんなことがあったとは露知らず。
桂馬「駆け魂が出ないとゲームがはかどっていいな!!」「このままずっと一話完結で行こう!!」
LC「……」

新シリーズ開始。

83:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 00:15:20 svwvaSDPO
オーつ

84:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 00:35:44 BsCLA0IE0
ゲームを授業と両立して100点連発するとは、普段から完全にマルチタスクなんだな


85:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 00:40:52 7RFVV4a50
ラストは大人のプロレスですね?わかります。

86:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 01:16:15 XEZIami6O
>>85
夜中だからってナニイッてもいいってわけじゃないんだからねッ―

87:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 01:17:24 XEZIami6O
>>85

> ラストは大人のプロレスですね?わかります。

88:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 02:29:56 CEaU38IH0
> 駆け魂が駆け魂を呼ぶこの学園で、また一人新たな犠牲者を生み出したのであった。
ここだけ読むとホラー映画みたいだなww
遊星からの物体X的な意味で

89:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 03:21:55 KIRtJ49a0
つーかドブスが駆け魂に憑かれたらどうするんだろう

90:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 07:12:42 UwfpqSuf0
今回のシリーズはサブタイトル教師物か。すると
熱中時代
3年B組金八先生
教師びんびん物語
愛しあってるかい!
あたりが出てきそうだな。間違っても
女教師純・21歳
いけない!ジュン先生
にはならないだろうなw

91:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 07:49:26 UwfpqSuf0
24ビットの瞳だと2^24=16777216で約1678万の瞳か。

92:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 08:12:15 PIEEZn5v0
うちの子にかぎって
とかな。

93:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 08:59:43 bM6PfCEv0
>>89
お前はギャルゲ界の崩壊した絵のヒロインのやばさがわかってないなw

94:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 09:37:59 8D3dif4CO
新熱中時代宣言とかなかったかなそーいえば。
いやしかしこれはドラマだな。
名作系なら…メリー・ポピンズはもじりようがないし
マイ・フェア・レディもある意味教育ものだけどどうかな。
サウンド・オブ・ミュージックも家庭教師がやってくる話だっけ。
続あしながおじさんも先生かな、よく覚えてないけど。

95:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 10:31:56 ohd2Xw1xO
サブタイは教師モノか。
「伝説の教師」「GTO」は元ネタにならないかな。

そろそろ三巻の表紙が気になる…

96:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 12:20:10 nUYddpNf0
スクールウォーズも熱血教師ものだが
スクールデイズを彷彿させるなあ

97:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 14:05:44 K+1NSz8zO
女教師もの縛りだとしたら、後はごくせんぐらいしか思い浮かばない

98:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 14:26:54 8D3dif4CO
意表をついてさよなら絶望先生をもじるとか

99:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 16:11:30 bzl6zQ3GO
問題は生徒と教師のラブを少年誌で描いていいのかどうかだ

100:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 16:28:06 MqY4kW/G0
そうなると「高校教師」の線も・・・

なんにせよ、Let's Bigin!

101:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 16:49:20 8D3dif4CO
あ、これが青春だとか、夕日が丘の総理大臣とか…女王の教室も教師ものだっけ。
ドラマとは限らないわけだが。
小説だと、最後の授業とかはそのまんまになりすぎるかな。

102:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 18:25:04 PIEEZn5v0
女教師ものの小説ってあまり考え付かないな。

103:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 18:28:29 8FsM8EQn0
予想通りの教育実習生だったんで驚いたw

104:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 18:32:27 DZTMH24L0
>>82
24ビットをフルカラーと脳内でルビ打っちゃう俺は、間違いなくオサーン。

105:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 18:39:12 8FsM8EQn0
思ったけど今回の駆け魂の原因ってもろに
桂馬のせいだよな

自業自得だから責任取りますって感じかw

106:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/11 23:31:36 7RFVV4a50
ある意味捜索活動することなく呼び寄せてるよね

駆け魂狩りには効率いいわけだな

107:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/12 00:58:29 FtU7QXZJ0
>>89
駆け魂は憑いた女の子供として産まれてくるから、子孫残す性能が低いドブスには憑かない予感。

108:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/12 07:52:57 NIK9J52t0
世界の女性人口30億、そのうち子供作れる年齢の人に限定しても20億位。それに対して駆け魂が6万程度だから駆け魂から見れば選び放題だしな。
いやまあ心の隙間があるって言う前提があるからなんとも言えんが。

109:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/12 07:53:53 rYShsNXEO
むしろドブスのが子沢山なイメージあるけどな

110:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/12 11:08:31 ADI/ymS90
ジンギスカンのオルドでのラッチか?


111:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/12 17:42:58 Rpe2WkTC0
ふくよかな女性のほうが丈夫な子を産んでくれるというイメージはあるわな
古代や原始社会では傾向があるしな、日本でも

112:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/13 01:10:41 6PCEMrmTO
>>105
神の聖域を侵したのは教師のほうだ。「やりたくてゲームやってるわけじゃない」?自分勝手な思い込みで生徒の気持ちわかったような気でいる三流教師はどこにでもいるわな。

113:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/13 09:55:22 hRPc7JY90
>>105
今度こそ、とか書いてあるから、多分他に原因がある。

114:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/14 02:44:00 0aKDHin+0
ギャルゲのヒロインが美人揃いのように、欠け魂が入るのが美人揃いなのはご都合主義ってことでいいじゃないか
そこをリアルにしてブス攻略になって誰が喜ぶと

115:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/14 03:12:29 mnHN6PfZ0
>>109
異性を惹き付ける能力って点で考えるとブスは皆無だろ


116:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/14 03:12:50 HRw1/TDj0
マンガにリアルを求める変な人は喜ぶかもな

117:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/14 03:42:58 mnHN6PfZ0
というかブス攻略も一回ならネタとしてありだろ

118:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/14 13:53:57 pBIr+KSn0
>>109
子沢山はあんまり関係ないだろう 一人生まれれば転生できるんだから
となれば結婚しやすそうな美人、かつ子供がひとり立ちするまでしっかり育ててくれそうな性格のいい美人
ギャルゲヒロインにとりつくのは理にかなっているな

119:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/14 18:40:39 WrrzyNy/O
単行本フラゲ
ハクアのオマケは次巻だそうなorz

120: ◆Ijbg3iR4eg
09/01/14 19:51:02 VVa8x6/q0
カバー下はPFP初登場時CMとスペック

門弟変態揃いだなぁおい

121:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/14 22:25:28 ian4u0tT0
ハクアのセリフ変更
旧「……あの羽衣………」→新「……あれは…………」
URLリンク(imepita.jp)

122:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/14 22:39:18 ian4u0tT0
ハクア編ラストの
LC「もともとスキマから出したのはハアクだもん。」
は直ってないのを確認

連レスすまん

123:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/15 01:08:38 skyg5mU30
誤植直してねーのか

124:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/15 01:37:04 nKrhqm+G0
なにするだー!!

の再来か?

125:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/15 09:46:43 p+hE2BxU0
誤植って結構直らないからなー
ていうか校正の人のせいだな。

126:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/15 09:47:29 p+hE2BxU0
>>120
カバー下、2巻宣伝のあれは入らないのか。
まああれは「あざとくないよ、普通だよ」が入らないと完成しないもんなあ。

127:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/15 13:38:45 JhOmnezqO
来週のネタバレ

LCが役に立たない

128:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/15 15:42:13 hnsZEhjH0
>>126
普通にハクア編ラス前のページに
3巻まで発売中に変更されて載ってる
柱の文章は削られてるけど

129:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/15 18:04:17 ojuZnhI10
この作品のネタバレ

LCは実は役に立たない

130:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/15 21:23:30 /oWbVCZ20
今週のネタバレ

LCはお昼までずっとトイレ


131:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/15 21:52:08 nKrhqm+G0
悪魔はトイレになぞ行かん!!
と言いたいが、2話目でお尻を洗うとか言っていたし・・

132:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/16 01:06:33 ExWc9s7W0
そういうのも掃除係りの仕事のうちだったわけですね

133:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/16 01:37:48 dqloL3yBO
>>127
本バレ確認しました

134: ◆Ijbg3iR4eg
09/01/17 18:20:00 K2Wz6caV0
“教師と生徒”という対等になりえない状況から逃れようとする桂馬。
だが、純が一手早かった。

コメント(お題:22世紀までには、なくなって欲しいというものはなんですか?)
WAR。

135:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/17 18:23:54 4jQPqqmr0
>>134
天龍か

136:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/17 19:17:36 hHiv5Wvc0
そうか桂馬より手が早いのか


137:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 00:27:53 X+nYX8Bx0
勝ち名乗りをあげるのは? FLAG37 2年B組長瀬先生
■美人実習生によりKOされる男子続出。
ちひろ「バ―カ、あんたらみたいなのが相手にされる訳ないでしょ。」
などという冷や水もなんのその、落とすのは誰かとやんややんやの男子一同。それらの騒ぎとは隔絶されたかのように、
桂馬「フン!」「あんな半端なパラメータのどこがいいのやら…」
   「教師ですらやたら攻略が面倒なわりに実りの少ないジャンルだというのに!!」
   「「弱教師」みたいな肩書きになんの魅力があるってんだ!!」「どーかしてる!!」
   「「教育実習」が成立するのはプレイヤーキャラのみだよ!!」
あくまで2Dで捕食する側の見方を崩さない。

今日の1時間目は英語。不安げな表情の純だったが、男子の「長瀬せんせー」の声に頬がゆるむ。
"ながせせんせい(「せ」が続く)"って言いづらいから先生と呼んでくれないんじゃないか…と。
やはり見学に来た純から、不意にセンサーが反応。コダマに叱られるLCであった。

昼休み。しばらく駆け魂に会わず、ほっとしていた桂馬だがそうもいかなかった。
LC「今ならまだ魂度低いです!」「早速やりましょう神様!!」
やる気満々のLCに背を向け帰ろうとする。それには理由あってのことだった。

 テ ィ ー チ ャ ー の   愛 は 時 に は   ノ ー フ ュ ー チ ャ ー 。 けいま

桂馬「「教師」はギャルゲー的セオリーだと、」「もっとも攻略に時間のかかるジョブの一つだ。」
   「単に仲良くなるだけなら、教師ほど簡単なものはない。」「だが、そこから先にはなかなか進めない。」
   「どこかで立場を対等にしないと先に進めない!!」
   「そして、一度固まった特に親しい関係は違う形にするのに大きなパワーがいる。」
   「だから教師はめちゃくちゃ時間とイベントが必要になる。」「今、必要なのは…対等の関係でのスタートだ!!」
   「あいつの教え子になってしまったら、」「短期決着はない!!」
というわけでLCの羽衣に代返させ、自分は家で戦略を練ろうとする桂馬だった、のだが。
??「どこ行くの?桂木くん。」
不吉な声がする。振り返ると。
純「まだ授業終わってないよ!!」「桂木くん!!」
桂馬(お…おい!!)(なんで向こうから…)
純(学校を抜け出そうとして…)(この子…よっぽど学校がつまらないのね…)
  「それより桂木くん!!」「先生と一緒に昼ごはん食べない!?」
購買のパンを両手に突き出してくる。
桂馬「い…いいよ…」(ま、待て―なんだそれは!!)(学校内のイベントはダメだ!!やめろ!!)
純「なにー?せっかく先生がパン買ってあげたのに――」
  (逃がさないわ!!)(この子に学校の楽しさを教えてあげないと。)
既にロックオンされていた。仮病を使うも通用せず、哀れ桂馬は純の手に落ちる。

物陰から男子生徒の羨望の視線を浴びつつ。純と同じベンチで昼食を取ることとなった桂馬。
男子生徒たち「な…長瀬せんせい…」「なぜオタメガと…?」「マニアなのか…?」
プヲタであることはさておき。
桂馬(なんでボクを狙い打ちなんだ…?)(ボクなんかしたか?)(話すな…向こう向くな…)(情報を与えちゃいけない!!)
あからさまに問題児の行動パターンそのものである。
純(無理もないわね…)(急に話せって言ってもね…)「そうだ!!」「いーもの見せてあげる!!」
取り出したのは携帯の鶴間動画。今でこそ総合格闘技に人気で押され気味だが。
  「格闘技は現実の強さを追ってるけど…」「プロレスは理想の強さを追ってるんだよ!!」「かっこいいよね!!」
桂馬「現実(リアル)より…理想か…」
純(わ―反応した!!さすが鶴間さん!!)
桂馬「!」(まずい!!返事してしまった!!)
即座に携帯を返し席を立とうとする。そこに。
純「桂木くん。」「いつでも話しかけてね。」「先生、力になるから…」
優しげな笑みを向けてくる。フェイバリットホールドを決められた瞬間であった。

LC「え―!?」「会っちゃったんですか!?」「神様、仲良くなる天才ですね。」
桂馬「冗談じゃない!!」「これでボクは教え子の棚(カテゴリー)に入ってしまった!!」「これは難しいルートに入ったぞ!!」
   「……なんでだ!!」「なんであいつ、ボクの所に来たんだ!!」
LC「心配だったからでは?」「神様、問題児だから…」
桂馬「(やや間があって)?」「ボクのどこが問題児なのだ?」
■どこからどう見たって問題児ですよ神様。さてさて攻略しょっぱなからつまづいた桂馬の次なる手は!?

138:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 00:35:44 pdpMUwgl0
続きが気になるな

139:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 00:37:34 0laIe96f0
>>137


これは、気になる
中々手強そう

140:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 00:39:48 pVMRnICm0
勘違いの暴走がツボすぎる!!

141:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 00:48:45 pxmZKYam0
今回は桂馬が攻略対象のヒロインみたいだな

142:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 01:00:24 iVJTXiic0
問題児自覚してない神様w

143:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 01:18:00 jZjqEsVo0
ナルホド親密度より立場関係か、あいかわらず神だな

144:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 04:11:22 A9Byemqn0
今回は神様が自分のパラメータ“問題児”に無自覚なせいで想定ルートから
外れてしまうという自分が見えてないゆえの苦戦になりそうだな。
これを克服するには神様が自分を客観視して「熱血教師と問題児」と言う
パターンに落しこんで行くしかない訳だがそのためには神様も再びリアルと
向き合わねばならない。うまくできてるなこの話。

145:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 06:12:43 mg9vy9PaO
ちひろ出てんのか
まぁ扱い易いというかモブとしては便利なキャラだからな

146:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 06:18:38 tUcrvS9OO
なんで"純八先生"じゃないんだろう>サブタイ

147:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 14:51:20 0laIe96f0
>>145
モブキャラだから、他のヒロインと違って出し安いんだろうな
他のヒロイン達なら端役でも感動するが、ちひろなら別に…

148:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/18 21:09:11 CeI3/5J1O
先生に駆け魂が入った理由さえわかれば楽そうな気もしないでもない。実習期間終えるまで優等生演じればいいわけで。演技得意だし。
駆け魂抜けたら桂馬の記憶飛ぶんだろうか。

149:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/19 18:43:19 qHsADxPgO
いけない!ジュン先生

150:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/20 05:02:24 9vldhZIa0
桂馬には自分がどう見えてるんだろう

151:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/20 15:35:21 XMFgb2eU0
気にしたこともあるまい

152:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/20 15:58:47 Bh+0UJFl0
なんせ、ゲームが出来ればそれで良くて、寝癖すら直さないからな

153:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/20 19:36:56 X+DSHYuuO
成績もいいし授業の邪魔もしない手の掛からない生徒のつもりだったのか。

154:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/20 23:22:43 ysxE34/D0
むしろ周りが問題児ばかりと思ってそうw

155:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/20 23:28:37 nWEzWYoa0
なんでみんな100点取れないんだ?とか普通に考えてそうだなww

156:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/21 01:19:32 qMHy48yp0
神様もさすがにテストの時はゲームやってないんだろうな
してたらカンニングしてるみたいだし

157:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/21 10:29:20 p4FAPqGn0
テストで満点とれるときは20分で書き込んで残り時間は外がフツー。
LCは知らんけど


158:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/21 23:41:44 EMOV4XTK0
20分くらいテストに書き込んだら、あとは机でひたすら寝てたっけな・・・

159:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/22 00:51:20 8VGG9+Ym0
>>158>>157と似ているようでぜんぜん違うのが笑える

160:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/23 23:56:01 A+f5raHBO
バレはまだか?
ロケットオーっぱい純先生!

161:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/24 04:47:08 HjtujeEa0
まあおそらく試験は速攻解答して退室して外でゲームやってるんだろうな

162:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/24 15:12:34 fLLyAFT90
試験の描写がそもそもn(ry

163: ◆Ijbg3iR4eg
09/01/24 18:48:35 D8RkhPit0
やむをえず現在の流れを受け入れる桂馬。
その攻略の糸口は、純以外の人物にあった!?

コメント(お題:心に残るアニメのワンシーンを教えてください。)
「そのかわり約束してくれる?」「責任とってね♥」

164:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/24 19:38:19 6Dul8+Vx0
簡略すぎです><

165:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/24 21:21:05 DkpkI1XB0
簡易すぎて想像も出来ないオー

166:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/24 21:41:37 GY1CIkyV0
これから展開を予想するのは、高難度過ぎるw

167:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/24 21:49:33 yTIXVxEd0
>>163
>純以外の人物にあった
担任の先生か?

168:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/24 22:39:55 X2EnhczEO
まさか…二階堂先生も攻略?

169:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/24 23:56:57 9uHXZMwO0
■教師の卵、長瀬純攻略中!!
翌朝。短期決戦を図る桂馬にとって、どうしても避けたかった教師ルート。
そこから脱するために、ユータ攻略のときに使った脳内メーカー作戦を投入。
"親しさ"を武器とする相手なので、その対極に位置する"怒り"で純の頭をいっぱいにしようというのだ。
そううまくいくのかとLCは不安だが、かといって最悪卒業式前日まで引きのばされては困りもの。
そのころ純は、桂馬の心を開かせようと決意を固くしていた。実習期間は残り8日。

FLAG38 スクール☆ウォーズ

さて授業中。
自習中とはいえ、あからさまに積みゲータワーを築かれては純も怒らずにはいられまい…と思いきや。
純(今なら…)(桂木くんの気持ちがわかる…)(寂しいのよ…)(寂しいからこうなるのよ…)
  (私がなんとかしてあげるからね!!)
ぽん、と肩を叩かれる。どうやら同情を買ってしまったらしい。失敗。
続いて体育。皆がサッカーに興じている中、桂馬はゴールポストそばでしゃがんでゲーム。
桂馬(いつもなら簡単に怒らせられるのに…)(ルートが確定してないとサンプルがないからわからん!!)
またしても後手に回っている。
それを見た純にはいいきっかけ作りとなったようで。私が相手するわ、とボールをパスする。
ならば、と桂馬はあさっての方向に蹴り飛ばすが、飛んだ先が悪かった。
ボールは通りすがりの二階堂のおでこを直撃。ボコボコにされる桂馬であった。純が止めに入る。
純「や…やめてください先輩!」「この子、私の生徒ですよ!!」「大丈夫!?」「しっかりして!!」
二階堂「……ふん……」「変わったな…あいつも。」

その後。純の靴を隠そうとすれば隠す前に見つかり、黒板消しを落とそうとすればLCに直撃。
LCに案を出させればまいっちんぐな…ってそんなことできるか―っ!!却下。
なにひとつ有効打が出せないまま6時間目のホームルームを迎える。
なぜか鶴間vsタイガー二沢戦を熱っぽく語る純。
よくよく考えたら、桂馬の行動は問題児のそれでしかない。相手にしてみれば想定内でしかない。
桂馬(ゲームの主人公はのっぺらぼうなのに…今回は自分のパラメータが大きな障害だ。)
もちろん純は、ホームルーム中も桂馬に対する注意を怠ってはいない。
桂馬の視線に気づく。必殺技のタイミングをうかがう。

終業のチャイムが鳴る。これがその日の、決戦のゴングとなる。
純「桂木くん。」「帰る前に…」「先生と勝負しない?」
ドス黒い瘴気を撒き散らし迫ってくる。
  「実は!!」「先生もかなりのゲーマーなのよ!!」
桂馬(くそ!!)(また向こうからの攻撃!!)
純(これは興味ありでしょ桂木くん!!)(これであなたのハートをフォールよ!!)
ところが。校門さまの印籠のようにかざしてきたPFPの上下が逆。そもそも電源すら入れられない。
結局桂馬が一通りレクチャーすることになってしまう。
  「ふーん、今のゲームってすごいのね…」「面白い!!」「夢中になるのわかるよ!!」
桂馬は背を向けたまま、苦虫噛み潰したような顔をするのが精一杯。
  「でも、ゲームより大切なものもある…」
桂馬の表情が凍る。
  「結局ゲームは作りものよ…」「現実の代わりにはならないわ…」
  「ゲームの中に逃げ込んでないで…」「キミも現実の中で生きていかなきゃ!!」「私…力になるから…」「ね?」
桂馬の逆鱗に触れてしまった。
桂馬「お前、」「なんにもわかってないな…」
純にとっては予想外の桂馬の反応に、表情やら顔色やらといったものが消し飛んでしまう。
   「ボクが現実(リアル)から逃げて…」「ゲームをやってるって思ってたのか?」「お前の勝手な基準で、」「人を見るんじゃない!!」
純「あ…あの…」「あの…」
桂馬「もうちょっと…」「わかってる奴かと思ったよ!!」
それ以上のセリフはLCの箒でさえぎられ、桂馬が罵詈雑言を浴びせることはなかった。桂馬を引きずり出すLC。

LCに自分が怒らされてどうするの、とたしなめられる桂馬。もう今の状況を受け入れざるを得ない。
ただし、第三者を通すことで、その差を埋めることはできなくもない。

学生時代の繰り返しに、自身の思う最善が通じない孤独に、うなだれる純。
教室に一人取り残された彼女を、外から見つめる女性がいた。二階堂先輩が。
■神の力をもってしても中々進まぬ教師攻略。その状況をひっくり返す第三者とは…まさかこの人!?

170:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/25 00:14:45 nEWykdW00
>>169
詳細文字バレ乙です

何か手こずりそうな相手だな
それにしてもまいっいんぐかよ、古いwww

171:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/25 00:15:41 8p6ba9dS0
毎度乙ですー

神の基本戦略は相変わらず相手を怒らせることなんだな。
それが通じない強敵が出てきたってことか。
でも、神のコントロール外のところで王道のストーリーが着々と進行してるというw

順調に攻略するより、戸惑ったり怒ったりとか、桂馬の本音が見えるエピは好きだなあ。

172:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/25 00:53:04 D6f517dG0
>>169
思ってたこと桂馬が言ってくれてすっきりした。
そりゃ誰だってキレるわ自分の世界や存在を否定されたら。

ただ「僕にとってのゲームとは~」で話合って通じる相手じゃなさそうだ。

173:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/25 00:57:41 +i28xxLC0
神様こえ~

174:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/25 01:06:06 gHuadDq30
おっかれー

175:名無しさんの次レスにご期待下さい
09/01/25 01:16:24 C+ED+AAu0
>二階堂のおでこを直撃。ボコボコにされる桂馬であった
ふと思ったがこの人教師としてというより人間としてかなり失格気味じゃね?


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch