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887 名前:メイ ◆xNxG5ahMEY [sage] 投稿日:2008/12/17(水) 23:08:04 ID:o/hPU9Gu0
☆JC最新第③巻いよいよ1月5日(月)発売です!
今度のおまけPも自信あり!
第四十幕 百鬼夜行と盃
扉はヨルオ
妖怪なんざ気まぐれなもんで、大将に強さを感じなければどこへでもすんなり消えてしまう
ましてや、盃も交わしてなければなお更
そんなリクオに〝畏〟をぶつけて百鬼集めろという鴆に、
ヒルオ「わかってる それ・・・夜のボクのこと言ってんだろ!?
でも・・・一日の四分の一しかなれない 夜のボクだけじゃあダメなんだよ
ボクは・・・この姿のままでも みんながついてきてくれるようにならなきゃいけないんだ!」
バッカやろーと鴆
鴆「昼も夜も関係なく 〝お前そのものに〟おのずとついてくる・・・〝仲間〟ってのを集めろっつってんだよー!!」
と、ここで鴆が後ろのふすまを開けてしまい、そこからいつもの面々
青「我々と〝盃〟を交わして下さい!!」
黒「我々がリクオ様に仕えているのは・・・もともとは盃を交わした総大将の任命だったからです!!
いわば今・・・リクオ様と拙者達には何の契りもない!!」
つらら「でも・・・これまでお側にいたからこそわかるのです・・・リクオ様は人も妖怪も護って下さるお方・・・」
青「そんな器のでけぇあなただから・・・オレ達の総大将にふさわしいと思えるんです
だから苦境のこの時こそ!! 〝盃〟を交わして今のリクオ様についていきたい!!」
ヒルオ「でも・・・ボクは・・・四国が来てからみんなに迷惑かけっぱなしだし・・・」
青「だから我々と一緒に戦いましょう!!オレたちを使ってくれりゃーいーんです!!」
ヒルオ「みんな・・・」
一同「リクオ様 我々と 七分三分の盃を・・・・・・・・・」
盃の風景と説明が少々
首「リクオ様 どのようなリクオ様でも私たちは受け入れます
信じてついて来たこの家の・・・〝宝〟なんですから 自分に正直に・・・生きてください」
つららと盃を交わしているヒルオ
ボクは
ボクの――
本当の気持ちは
そうだ――
ボクは
知っている―
あいつもまた
ボクの〝本音〟の一つなんだって