08/07/20 02:09:23 vr2y6w8YO
■図書委員"汐宮栞"攻略中!まずは栞の日々の生態(?)を観察する桂馬とエルシィですが……!?
FLAG15 扉を開けて
来週から視聴覚ブース設置が決まった。
図書委員たちもどんなCDやDVDを入れようか気が気でならない。
おもむろに立ち上がる栞。だが、彼女の沈黙は、他の図書委員には推し量れず。
そんな様子を横目で観察する桂馬たち。
LC「神様―」「栞さんももーちょっと話した方がいいのでは?」
桂馬「話したくないなら話さなくていいだろ?」「ボクは話さなくても平気だぞ。」
「口なんてそもそも飾りなんだよ。」「ゲームするのに必要のないパーツだし!!」
ならどうして駆け魂が巣くったんだろうか?本当は話したいと思ってたりして…
LCの勘は当たらずとも遠からず。栞はテレパシーを望んでいた。
桂馬の脇を通り過ぎようとすると、桂馬は本になにやら書き込んでいた。
栞(図書はみんなの公共物だよ!!)(怒。)(なんという人なの!?)(怒。)(なのに落書きするなんて。)(怒。)(死ぬればいいのにこんな人!!)
思うより先に本を奪い取っていた。LCもそこで落書きに気付く。
桂馬「訂正だよ。」「その作者のゲーム年表は間違いだらけだ。」「本とは情報だ。」「正確でない情報なんて無意味だろ。」
栞はまだいろいろ言いたいようだが、桂馬がとどめを刺す。
「訂正もすぐできないなんて、」「本はやっぱり前時代的だな。」
栞「あ、」「あ、」「あほぉおぉ!」
とにかく接点を持つこと。心情の現れなさは肝臓を見るがごとし相手には、この調子で様子を見るほかない。
翌日。これ見よがしに落書きをしてみせる。ただしそれは桂馬の持ち物。
思わず引っかかってしまった栞、表向きの謝罪ともう来るな!という心の声が逆に。
さらに翌日。物陰からだが、出入り禁止と言ったはずだと話しかけてくる。ふつうに。
そこで桂馬はカマをかけてみる。
「図書館(ここ)はいいところだな。」「外はどこに行ってもうるさいよ。」「ボクは誰にもジャマされずに生きたいのに。
栞「そうだよ…」「図書館は…………」「紙の砦なの…」
お互いの名前を教えあうところまではいった。だがまだ一手が足りない。
栞が破り捨てていたプリント。内容は蔵書処分の通知。EDが…見えた!!
■紙の砦に崩壊の時が迫る。だが神は気付く…それが最後のイベントだと。次号"汐宮栞"編決着!!