09/04/14 04:03:35 5iDwEMTEO
「どうして先生が忍び込まないんですか?」
「今夜はスターチャイルドのパーティーに招待されているんだ、だから君にしかできないんだよ」
「………」
「僕は小林君を信頼しているんだよ」
「先生、分かりました。僕やります」
7時30分列車は東京駅に到着した。
改札を抜けて丸の内南口に出ると、そこには自動車の運転手が待ち受けていた。
「スターチャイルドからお迎えでございます」
運転手はうやうやしく云った。
「ああ、ご苦労さま。車はどれだね」
私は気軽に応じた。
「こちらでございます」
運転手は私の先に立って自動車へ案内した。