09/03/09 15:40:54 j2ezLBMx0
確かに「隣に……」は作曲家を殴っていいレベルだわ。
(恐ろしいことに)MA収録時のキングはこれをあずさ声で歌えた。
しかし、年を取って衰えたからか(もうグレパの地点できつかったっぽい)
SP用の収録の際にはこれをあずさ声では歌えなくなった。
そこでキングはあずさ声を犠牲にして素の声できっちりと歌った。
結果歌としては最高の品質を維持することが出来た。
(声質というリミッターを解除すればまだ歌える曲だったというのはキングの歌手としての力量だろう)
ただし、もうあずささんはそこにはいない。
一方、神は無理をしてでも律子声で歌う事に拘ったので無理な技巧部分をカットして対処した。
(正直素に戻ってもこれは難しいだろうという判断もあったと思う)
結果本来の曲よりは劣る出来になったが
「この曲は律子には難しくて、律子は歌い切れないなりに対処した」という事を表現することは出来た。
律子はよりリアリティを増して存在している。
歌とキャラクター性の表現のどちらを優先するか。
その点ではゆりしーとキングにそんなに違いはない。只歌の上手い下手があるだけ。
まあ、あえてキングを養護するならば
1.ラジオ(コント)であずささんのキャラクター性を変質させすぎてその辺の感覚が麻痺してしまった。
(ディレ1とコロンビアの責任)
2.自分の持ち歌だから面子に懸けても完成度の低い物にするわけにはいかない。
(こんな難曲を振った作曲家の責任)