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若手研究生の奨励を 御下賜金を機に賞設立 5月27日17時44分配信 産経新聞
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日本の将来を担う優秀な若手研究生を励ますため、天皇陛下から
ご即位20年を機に賜った御下賜(おかし)金で設立された
「日本学術振興会 育志賞」の受賞者推薦公募が27日、始まった。
皇室の慶事で賜った御下賜金で、教育的な賞が設立されるのは珍しく、
日本学術振興会の小野元之理事長は「陛下の温かい気持ちにお応えしたい。
若い研究者に大きく育ってほしい」と話している。
育志賞は、全国の大学院の博士後期課程で学ぶ学生の中から、人文や
自然科学など8分野で、優秀な16人を選んで毎年表彰。学業奨励金として110万円を贈る。
受賞者は各大学や学会から推薦を受け付け、日本の一流学者らが選考する。
同会では、厳しい経済環境で勉学に励む若者を奨励・支援する事業の資として
賜った御下賜金に、国の交付金などを加えて、賞を運営する。
陛下のご即位20年奉祝曲として音楽グループ「EXILE」が披露した
「太陽の国」のCD売り上げ金の一部も加えられる予定。
小野理事長は「若い人たちのことを心配される陛下の暖かいお気持ちを
生かしていきたい」と話していた。