10/03/10 12:31:07
伊勢神宮ご神木倒木とか、夫婦岩の綱が切れたのにつづいて、今度は
大銀杏が倒れたとか。昨年末に問題はなかったというのに、これはなんの暗示?
鶴岡八幡宮:大銀杏倒れる…樹齢千年、実朝暗殺の舞台
10日午前4時40分ごろ、神奈川県鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮(吉田茂穂宮司)の本殿前
にある県指定天然記念物「大(おお)銀杏(いちょう)」が、根元付近から折れて倒れているのを
警備員が見つけた。9日夕から続いた強風が原因とみられる。けが人はなかった。大銀杏は
鎌倉幕府三代将軍、源実朝(さねとも)の暗殺事件の「隠れ銀杏」として知られる。同八幡宮
関係者は「あり得ないことだ」とぼうぜんとしている。(略)
大銀杏をみた東京農業大の浜野周泰教授(造園樹木学)は、2月以降の雨で地盤が緩んでいた
ことに加え、9日夕からの強風が原因と指摘。雪まじりの風は、通常の数倍の力がかかるとされ、
傾きを支えられずに折れたとみられる。石段脇の土壌が薄い斜面に立っていたことも影響した
らしい。浜野教授は「根元の状態から回復は不可能」とのコメントを出した。
八幡宮では09年末から保全に向けた検討を始め、浜野教授が診断したが、生育に問題は
なかった。
八幡宮は「吉田宮司はコメントを出せる状況ではない」と話し、午前5時に駆け付けたという神職も
「あり得ないことだ。驚いている」と動揺を隠さない。倒れた大銀杏に米をまいたり、酒を供える神職
もいた。
大銀杏は、同八幡宮のシンボル的存在で、1219(建保7)年1月、鎌倉幕府三代将軍、源実朝が
僧侶の公暁(くぎょう)に暗殺された際、公暁が潜んでいた「隠れ銀杏」とも呼ばれる。1955年に
県の天然記念物に指定された。
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