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押尾学 検察が狙っているのは保護責任者遺棄致死罪より重い刑か (ゲンダイネット)
4月のドラマ収録で事実上の女優復帰を果たす矢田亜希子が先月、スポーツ紙のインタビューに応じ、
元夫の押尾学に絶縁宣言とも受け取れる発言をしたが、元妻にも見放された押尾がさらに窮地に陥るという
情報が流れている。
押尾の容疑は麻薬所持と銀座ホステス、田中香織さんに対する保護責任者遺棄致死罪だが、
検察が狙っているのは別だという。どういうことか。実は先月更迭された警視庁捜査1課長について
不倫相手が「週刊文春」で告白したが、この中で「押尾学の事件では、捜査1課は当初『未必の故意』による殺人容疑も
視野に入れていたようです」と語っている。検察はそれを完全に諦めたわけではないというのだ。
押尾事件は裁判員制度で裁かれるため、現在公判前整理手続き中でこんな動きがあるという。
「検察側は裁判で田中さんの遺族に証人になってもらおうとして、彼女の郷里の飛騨高山にまで行って打ち合わせをしています。
遺族には“20年は求刑したい”と言ったというのです。20年は遺棄致死ではないでしょう。
そこで別の容疑で求刑するのかという話になりました」(遺族関係者)
すでに押尾に麻薬を譲渡し、一緒に逮捕されたネット販売業の泉田勇介は公判で事実関係を認めている。
これで検察が強気になったという見方もある。裁判員裁判による有名人裁判第1号はさらに注目が高まりそうだ。
(日刊ゲンダイ2010年4月2日掲載)