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朝青龍は弘道会司興業にかりをつくってしまった。
末綱隆 東大文学部卒。1974年警察庁入庁。高知県警本部長、警視庁総務部長、神奈川県警本部長などを経て2004年８月警視庁副総監。
さらに2005年９月には警察庁出身者としては初めて皇太子一家を公私両面で支える宮内庁東宮侍従長に就任。
その後、警察庁に戻り昨年退職し、現在はルクセンブルク駐箚特命全権大使。
昨年９月に永本壹桂が主催した朝青龍の「誕生パーティー」
永本壹桂とは、「ＮＯＶＡ」元社長の監禁事件にも関与し、「バナーズ」恐喝事件で側近とも言われる者が逮捕されたこともある（ただし処分保留に）。
また、「トランスデジタル」の増資にも資金を投じていたし、「田崎真珠」株の流出でもその名が出るなど、兜町の世界では有名な御仁。
しかも、『週刊文春』がそのパーティー会場に「暴力団山口組系弘道会幹部がお付きの男性とともに姿を見せました」と記す。
「永本さんは芸能界や政界のタニマチをするのが以前から大好きなんです。アントニオ猪木が以前、北朝鮮に渡ってプロレス興行をやったことがありましたが、それは永本さんが紹介したんです。一時、猪木は腰巾着のようにいましたよ。
それから、小泉元首相訪朝の際にも、裏で尽力したと聞いたことあります。永本さんは北朝鮮の生まれで、金正日を慕っているんです」