10/01/21 00:14:06
芸能界も不況の嵐 松嶋菜々子で「ギャラ」5割カット
不況の嵐は、芸能界にも容赦なく吹き荒れている。民放キー局はこぞってタレントの
番組出演料を3～4割下げたが、CMに関しても、大ナタが振るわれている。
大手広告代理店の社員が、100名を超える、最新版のタレント出演料リストを片手に解説する。
「総崩れといってもいい状況です。なかでも、大物女優は下落が激しい。例えば、資生堂など
数多くのCMに出演し、'09年の頭には1本あたり約7000万円だった仲間由紀恵(30歳)が、
今は約5000万円。もともと5000万円ほどだった長澤まさみ(22歳)も、今年は3000万円を
超えれば御の字でしょう。高値安定が売りだったはずの松嶋菜々子(36歳)にいたっては、
かつての8000万円から、およそ半額にまで下がっている」
元夫・押尾学被告(31歳)が逮捕された矢田亜希子(31歳)にいたっては、
「下がりに下がって、500万円程度。全盛期の10分の1です」(同前)
リストを見渡しても、ギャラが上がったタレントは、篠原涼子(36歳)、新垣結衣(21歳)、
戸田恵梨香(21歳)ぐらいで、それでも数百万円の微増。男性タレントにしても、
妻夫木聡(29歳)や瑛太(27歳)などの若手人気俳優から明石家さんま(54歳)といった
大御所まで、3～4割ダウンは当たり前という惨状だ。
「こんな額、本来ならお断りしたいところなのですが、そうしてしまうと、タレントの露出が
減ってしまう。事務所としては、所属タレントがお茶の間に出なくなるのは一番避けたい
ところなので、泣く泣く依頼を受けています」(大手芸能プロダクション幹部)
企業によっては、大物タレントの起用そのものを見送り、子役や動物を使って
制作費を抑えることも珍しくないというから、芸能プロも強気に出れる立場にはない。
そんな状況下でメンツを保ったのが、昨年の紅白でも存在感を示したあの事務所だ。
「ジャニーズ事務所所属のタレントは、ほとんど値崩れしていません。『SMAP』は
メンバー全員が現状維持、『嵐』にいたっては、2割程度上がっている」(前出・代理店社員 『嵐』は不況の嵐にも強い？
週刊現代 2010年1月30日号より
URLﾘﾝｸ(www.excite.co.jp)