09/07/17 00:43:11
URLリンク(www.nagasaki-np.co.jp)
皇太子さまが本県入り 佐世保の三川内焼を視察
皇太子さまは15日、佐世保市で16日開かれる第45回献血運動推進全国大会の出席と地方視察のため本県入りされた。
視察先や車列が通過した沿道の各所で大勢の市民らが日の丸の小旗を振って歓迎したのに、笑顔で手を振り応えられた。
皇太子さまの本県ご訪問は2003年以来6年ぶり。15日昼ごろ長崎空港(大村市)に到着され、
空港ターミナルビルで金子知事らが出迎えた。
ビル出口や同市の沿道各所では市民が雨の中で皇太子さまの車列を見送った。
佐世保市三川内本町の三川内焼美術館で展示作品や伝統技法の実演をご覧になった。
同館出発前には見送りの列に近づき、子どもらに話し掛けられる一幕も。
市立三川内中生徒会長の福本隆倫君(14)は「三川内に来られ、一人一人と話してくださったことに驚いた」と話した。
宿泊先のハウステンボス(同市)に入られた後の記者会見で、
宮内庁の中村久之行啓主務官が皇太子さまの感想を発表。
「三川内焼の歴史、特色に理解を深め、特に精緻(せいち)な技法に感心しました。
雨の中、多くの県民に温かく迎えていただき感謝いたします」と述べられたという。
金子知事が本県の概要を説明した際、離島医療の重要性に理解を示されたエピソードも紹介。
知事は「離島について熱心に質問された。
雨の中で子どもたちが出迎えていたのに『風邪をひかないか』と心配され感激した」と話した。