09/05/26 20:52:59
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皇后陛下お誕生日に際し(平成16年)
問3
皇太子妃殿下は昨年末から長期の静養を続けられています。
また今年5月の皇太子殿下のご発言をきっかけに,
皇室をめぐってさまざまな報道や国民的議論がなされました。
妃殿下のことや一連の経過,この間の宮内庁の対応などについて,
どのように受け止められましたでしょうか。
皇后陛下
東宮妃の長期の静養については,妃自身が一番に辛く感じていることと思い,
これからも大切に見守り続けていかなければと考えています。
家族の中に苦しんでいる人があることは,家族全員の悲しみであり,
私だけではなく,家族の皆が,東宮妃の回復を願い,助けになりたいと望んでいます。
宮内庁の人々にも心労をかけました。
庁内の人々,とりわけ東宮職の人々が,これからもどうか東宮妃の回復にむけ,
力となってくれることを望んでいます。
宮内庁にも様々な課題があり,常に努力が求められますが,昨今のように,
ただひたすらに誹(そし)られるべき所では決してないと思っています。