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Prinsesse Aiko
雅子さま、愛子さまとともに退院（２００１年１２月８日）
皇太子妃雅子さまは、長女の敬宮愛子さまと一緒に退院し、住いの東宮御所にもどった。この日の愛子さまの体重は３１３６グラム。
「よく寝ていますね。」と雅子さまが皇太子に語りかけると、皇太子さまは、「そうね、すやすやとね」とこたえた。
そして看護婦や医師ら一人ひとりに「本当にありがとうございました。」とあいさつした。
「赤ちゃんが健康なら、なるべく早く退院して、家で育てたい。」というご夫婦の強い希望があったそうだ。
翌日は、雅子さまの３８歳の誕生日なので、家族だけで祝いたいという希望があったのかもしれない。
「愛子さま見たい」東京都心、朝から道路に行列 （２００１年１２月８日）愛子さまの退院の時間を朝のニュ-スで知った人たちが、車の走る道沿いに集まった。
いつもは、ひっそりする土曜日の東京都心が、赤ちゃんを見ようとする人と警官でにぎやかになり、午前１１時には、１００人以上が、集まった。
道沿いには、２６００人の警官が配備された。始発の電車で、午前６時半に一番乗りした主婦小林 晴美（こばやし・はるみ）さん （３５才）は、
「いい場所で見たかったから早く来ました。目の前で見られて感動しました。」と言った。
主婦（５４才）は、「愛子さまは、皇室にしては意外な名前でした。死ぬまでに一回はお顔を見たい、と思って来ました。」と、インタビューに答えた。
「暗いニュースばかり多いので、明るい希望を与えてくれた。来なければならないような気がした。」と主婦（５８才）は、話した。
木村 裕美（きむら・ひろみ）さん（２５才）は、妊娠５ヶ月。
「私たちも子供が女の子だったら、愛という字を使った名前にしようと前から夫とはなしていたんです。」と偶然をよろこんだ。