09/01/14 18:20:10
昨年の2月、羽毛田長官は、皇太子一家が天皇・皇后のもとへ参内する回数が増えていない、と記者会見で苦言を呈し、
世間を驚かせた。宮内庁長官が独断で皇太子を批判することは考えられない。その背後に、天皇の強い不満があること
は明らかだ。その容易ならぬ事態を踏まえ、誕生日会見で秋篠宮は以下のように答えている。
「それと参内についてということですけれども、みんなで意見交換を行ったり、話し合いをしたりする場所であり、そのような
機会をこれからも大切にしていきたいと思っております。」と述べているがまさにそれこそが、天皇と皇太子との間に欠け
ているものだといっていい。
羽毛田発言をを受けての皇太子は、「御所に参内する頻度についてもできる限り心掛けてまいりたいと思っております。
家族のプライベートな事柄ですので,これ以上立ち入ってお話しをするのは差し控えたいと思います。」こうした皇太子の
態度に、天皇は強い怒りを抱いているとも考えられる。
こうした一連の経緯を見ていると皇室内での秋篠宮の存在が大きくなっているといえる。
天皇の公務の軽減について、いち早く言及したのも秋篠宮だった。
それに対して、本来、天皇のつとめを継ぐものとして、この問題に最も意識的であっていいはずの皇太子は、
「陛下のご年齢を考えますと、陛下のお仕事の全体の量をよく把握しながら、ご公務の調整をしていくことは大切なこと
と思います。私としては、陛下がもう少しお休みになれる機会をお作りし、ごゆっくりしていただくことを周囲が考える
必要があると思います。この辺のことは、周囲が、陛下とよくご相談しつつ、陛下のお気持ちに沿う形で事を進めていく
ことが大切と考えます。」