08/12/23 11:14:30
記者:陛下(昭和帝)のご研究されているヒドロゾアや植物研究について、学者たちのあいだでは”博士号をさしあげたら”という声もあがっているようですが・・・・。
陛下(昭和帝):わたしのは公務の余暇にやっているもので、素人からは学者に見えても、専門家からみれば落ちるよ。
記者:ご公務がお忙し過ぎるのではありませんか?
陛下:私は丸の内のサラリーマンのように、満員電車で通勤しているのではないから、疲れるとか、仕事がたいへんとかいうことはない。
(78歳のお誕生日に宮内記者とのご会見で)
松崎敏弥著「天皇陛下の会話集」より引用