08/11/28 14:53:01
相馬野馬追 新日程困難に 2008年11月28日
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国の重要無形民俗文化財で、例年7月23~25日に開催している「相馬野馬追」を、
7月最終週の土曜から月曜までに変更することが検討されていた問題で、来年からの実施は困難な状況となった。
文化庁から求められた「日程変更の合理的理由」が、関係団体などと来年の開催計画を決める期限である
今月末までにまとめられなかったため。協議を続けてきた作業部会は、12月7日に開く
野馬追執行委員会などに中間報告する。
日程変更は、古くからの野馬追の形を残す3日目の野馬懸(の・ま・がけ)を
神社例大祭の神事とは切り離して行うとして、8月に合意された。 これに対して文化庁は、3神社の
合同例祭としての文化財指定であるため、野馬懸の切り離しは「文化財の質の変化」にあたると指摘し、
合理的な理由をまとめることなどを求めていた。
中間報告は当初、29日の会議に出す予定だった。
しかし、野馬追タイ公演の事前協議で執行委員長として訪問中の渡辺一成・南相馬市長が、
反政府デモによるタイの国際空港の封鎖で帰国できなくなり延期された。
渡辺市長は27日、バンコク市内のホテルから電話で報道機関の代表に対し、
「市内は平穏で身の危険は感じない。陸路での隣国への移動は危ないと聞き、空港の再開を待っている」と語った。