08/11/01 22:55:08
皇室御一行様★アンチ編★part1371
288 :可愛い奥様:2008/11/01(土) 11:11:53 ID:gwTfWdF60
敢えて書かせていただきます。
昭和帝は御青年のころは宮中祭祀に御熱心で遊ばされぬ時期がございました。
貞明皇后様はたいそうご心配なされ、きつくお叱りになられたこともございました。
時は、大戦、戦後と移りました。
戦後行幸の初回に横浜の引揚者住宅に立ち寄られました。
両足を無くした戦傷兵とその奥さんにお言葉をかけ、二人がけなげに答えるのに
「あっそう、あっそう」と平静を装ってうなずいておられました。
付いてきたMPだか米従軍記者だかが、畳や病人のベッドの上に靴で上がって、
フラッシュを焚く情景が忘れられません。
行幸のご昼食は2階の事務所で御所から持参したお弁当をいただくのですが、
侍従が蓋を開けても、陛下は召し上がれずご飯の上に涙が落ちてきました。
あの部屋で泣かなかったものはおりません。
御晩年に回りの者たちが、衰弱された御身体を心配して祭祀を簡略にするように
画策しましたが、陛下は御納得なさらず、早朝に賢所で御倒れになったことも
何度もございました。
皇孫殿下にお冠を形見としてお分けになった背景には、昭和帝と今上陛下の
如何ばかりのお心があったものか察せられます。
競売に懸けるなど祭祀を蔑ろにするにもほどがあります。
涙出てきた・・・