08/09/15 09:57:53
「ジャーナリズム崩壊」上杉隆著・幻冬舎刊(740円+税)
p.71-p.80より
宮内庁による「申し合わせ」要請
2008年2月12日、宮内庁はひとつの「メモ」の案文を作成した。
<秋篠宮ご一家に関する報道機関との申し合わせについて>
こう題されたメモは、文字通り、宮内庁からマスコミに要請された「申し合わせ」、つまり
「しばり」の要請文であった。
報道各社による「しばり」の噂は、これまでもたびたび筆者の耳にも入ることはあった。
だがこれほどまでに大胆な代物はさすがに珍しい。
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著者によると、宮内庁職員が口頭ではなく、↓の「メモ」を <配布> したのだそうです。
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<秋篠宮ご一家に関する報道機関との申し合わせについて>
趣旨
秋篠宮ご一家のお子様方に関し、両内親王殿下におかれては、ご成長に伴いそれぞれご活
動の幅を広げているところであり、また悠仁親王殿下には、今年9月で2歳になられるこ
とから、今後、外出の機会が徐々にお増えになるものと思われる。その際、ご一家のご活
動やお子様方のご成長を国民に正しく伝える一方で、お子様方が静謐な環境下で健やかに
ご成長をいただきたいとの思いは、国民共通の願いである。ついては、今回、宮内庁(宮
務課、総務課)と報道機関相互の話し合いにより秩序ある報道体制を確立することとして
はどうか。