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「WiLL」(2008年8月号)の記事について 平成20年7月10日 宮内庁
「WiLL」(2008年8月号)に掲載されている西尾幹二氏の
「これが最後の皇太子さまへの御忠言」の中に,「いまの天皇(宮内庁註:昭和天皇) が
(京都に)来られると必ず大宮御所に泊まられるわけですね。あの寒くてやりきれない,どうにも
不便なところに泊まらなければならないという訓練ができてくるわけですよ。
ところが,いまの皇太子(今上天皇)は,あんな不自由な寒くてしょうがないところはいやだといって,
都ホテルへ泊まられるのですよ。この点は,訓練の相違もあるんでしょう。
これは大きな問題だと思うのです。」という,昭和43年当時の会田雄次氏の発言が引用されていますが,
これについて次の通り「WiLL」編集部へ指摘し,事実と異なることを誌上で明らかにして頂きたい旨申し入れました。
1 皇太子同妃両殿下時代を含めて,更には御成婚以前に遡り,これまで天皇皇后両陛下が
京都府を御訪問になり,京都市内に御宿泊の時は,全て大宮御所を使用されており,
都ホテル乃至その他のホテルに御宿泊になったことは一度もありません。
(両陛下の今日までの京都府行啓及び行幸啓の御宿泊所一覧表を添付します。)