10/06/16 23:15:24
>>593
入学偏差値と教授の質が、全く相関するものではない、とは言わない。「全く比例しない」と言う意見もあるし、完全に相関関係にあるとする意見もある。
俺は、ある程度は比例すると思うが、絶対的な指標ではないと思う。
大学には、大きく分けて“教育”と“研究”の2つの機能がある。まず、この2つ切り離して考える必要がある(機能が違うんだから当然だな)。
教授は、教育者であり研究者でもある。「名プレーヤー、名監督に非ず」って言葉があるくらいだから、研究者としてはイマイチでも指導力抜群って人もいる。その逆も。
能力主義っていうのは、どの能力?結果を残すとは?
大学を企業に、教授を会社員に見立てると、一流大学(大企業)だから給与がいい、待遇もいいってわけではないだろ。
大学を職場として考えた場合、一流大学に就職することイコール勝ち組とも言えない。
これは価値観の問題だから、能力云々ではない。
つまるとこ「能力+(よりも)価値観の問題」と言うのがベターな言い方だな。
他大学について触れると、名寄市立大学あるだろ。最近、ニュースに取り上げられるくらい倍率と社会評価を伸ばしてんだよ。
だが、この大学の教員、必ずしも高学歴集団じゃない。地方の短大卒やら、中堅大卒が大半。でも教育も研究も評価されている。
ついでに、大学の教授会には学閥がある(大学によるが)。
早稲田は、伝統的に早稲田OBが教員を勤める暗黙があるし、青学は一橋閥だったり。
だから、“偏差値=教授の質”ってのは違う。ただ、その側面もないわけではないが…。
多面的要素から考えると、やっぱり違う。
ちょっと、マジになった…スマン。。