09/11/30 22:04:20
Shareは細分化したファイルの断片をあちこちに拡散する方式のため、
WinnyにせよShareにせよ、一次放流者が放流するときは、接続先のノードがあるわけだけど、
そのノードから見て、一次放流者がどう見えるかが問題。Winnyの場合は、相手が一次放流者
なのか、Cacheフォルダのファイルを二次放流している人なのか、区別できないようになってる。
これがWinnyの基本設計思想です。
ところが、Winnyの場合は、一次放流者は、いつまで放流していれば十分か(いつ消してもいいか)
がわからない。それが捕まるリスクになる。そこで考えられたのがShare。Shareは、ファイルを8つ
に分割して、隣接ノードに一方的にファイルを押し付ける。そして放流を終了する。放流したらあと
は知らんぷりできるというわけでした。
ただ、今度はそれが仇になる。接続されたノードから一次放流者を見たとき、Winnyと違ってShare
の場合は、相手が一次放流中なのか、Cacheからの再送信なのかが、明確に区別できてしまう
のです。でも、一次放流時の接続先はランダムに選ぶので、接続先が警察になる確率が十分に
低ければ、捕まる確率も低い。これがShareの基本設計思想でした。
しかし、毎週20本もの一次放流をしていたのでは、警察に接続してしまうことも出てくるのでしょうね。
そうなってしまったら一発でアウトです。
このことはShareが現れた当初から言われていたことです