09/07/06 14:01:48
ヨハネ福音書講話(32)
正義の味方:8章1節~11節
(1)イエスは上ヶ原へ行かれた。
(2)朝早く、再び学内の時計台に入られると、学生が皆、御自分のところにやって来たので、座って教え始められた。
(3)そこへ、律法学者たちや鬼女が、中傷の書き込みで捕らえられた下等を連れて来て、真ん中に立たせ、
(4)イエスに言った。「先生、この正義の味方は中傷の書き込みをして捕まりました。
(5)こういう厨ニ病患者は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。
ところで、あなたはどうお考えになりますか。」
(6)イエスを試して、訴える口実を得るために、こう言ったのである。
イエスはかがみ込み、指でケータイに何か打ち始められた。
(7)しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなたたちの中で2ちゃんで悪口を言ったことがない者が、まず、この者に石を投げなさい。」
(8)そしてまた、身をかがめてケータイで書き続けられた。
(9)これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと、真ん中にいた下等が残った。
(10)イエスは、身を起こして言われた。「正義の味方よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。」
(11)下等が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪なきものを中傷してはならない。」