09/03/15 12:31:03
チベット族にくすぶる不満=ラサ暴動から1年-中国
【北京14日時事】中国チベット自治区ラサ市で起きた僧侶らによる大規模な暴動から14日で1年を迎えた。
暴動を「(チベット仏教最高指導者)ダライ・ラマ14世一派の祖国分裂活動」とみなす中国当局は、
10日のチベット動乱50周年と合わせ、徹底した取り締まりと「愛国教育」を続けており、
ラサ市では治安部隊による厳戒態勢が敷かれた。
この日、大きな騒ぎは伝えられていないが、当局に対する根深い不満がくすぶっている。
同自治区のシャンパ・プンツォク主席によると、ラサ暴動で罪のない市民18人が死亡、
382人が負傷したほか、放火で商店・住宅など1000軒余が焼けた。
950人以上が逮捕され、うち76人が有罪判決を受けた。
亡命政府側はデモ参加者ら百数十人が殺害されたと主張したが、同主席は「でたらめだ」と否定した。
(2009/03/14-15:27)
時事ドットコム
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