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パンデミックに挑む:河岡義裕さん=東京大医科学研究所感染症国際研究センター長
◇人体内のウイルス調べ、役立つもの見つけたい--河岡義裕さん(53)
<32歳だった88年、人の呼吸器で増殖するインフルエンザウイルスが、一つのアミノ酸の変化で全身感染する強毒型
になることを発見した。さらに99年、ウイルスを遺伝子から人工的に合成する技術(リバース・ジェネティクス)の開発
に成功。この二つの研究成果で、弱毒型ウイルスを合成して強毒ウイルスのワクチンを製造することが可能になった>
インフルエンザに限らず、人の体内で共存している無数のウイルスを調べ、人の役に立つものを見つけたい。研究は面白
い。多くの若者が研究者になってほしい。小中学生があこがれる格好いい研究者でありたい。自分のあこがれは、20年ぶ
りに靴下を履いて話題になった石田純一さん。 【聞き手・関東晋慈】
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■人物略歴
◇かわおか・よしひろ
神戸市出身。北海道大獣医学部卒。米ウィスコンシン大教授を経て東京大医科学研究所ウイルス感染分野教授。会社経営
だった父の生き様と重ね「研究は経営と同じ。人とお金を集め総合力で勝負する」。
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