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では何? 鳥H5N1人感染もスペイン風邪もそれで説明してきたのではなかったか。
>>59
免疫暴走が強毒性の鍵か スペイン風邪、東大が解明
1918年に世界で大流行した「スペイン風邪」の原因となったインフルエンザウイルスに感染すると、
暴走的な免疫反応が起きることを、東京大医科学研究所の河岡義裕(かわおか・よしひろ)教授を中心
とする国際チームがサルへの感染実験で突き止めた。18日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
死者5000万人とも言われる同ウイルスの強い毒性の正体は謎だったが、こうした異常な免疫反応が
影響した疑いが強い。
日本でも確認され、人に感染した場合に高い致死率を示すH5N1型の高病原性鳥インフルエンザも、
人や動物に異常な免疫反応を起こすことが分かっている。チームは「ウイルスによる免疫異常を妨げる
方法が見つかれば、H5N1型の治療にも役立つはずだ」と指摘している。
チームは遺伝子情報を基に人工合成したスペイン風邪ウイルスをカニクイザルに感染させ、通常の
インフルエンザウイルスと症状を比較した。 通常ウイルスに感染したサルは軽い症状が出ただけで
自然に回復が始まったが、スペイン風邪ウイルスのサルは、重度の肺炎や肺出血などの症状が急激
に進行し、回復の兆候はみられなかった。
免疫などの反応を詳しく調べると、スペイン風邪のサルはウイルスの撃退に必要なインターフェロンの
一種の働きが大幅に落ちる一方、炎症反応がより激しくなるなど、免疫が制御のきかない状態に陥って
いたことが分かった。 実験は厳重な防護措置が取れるカナダの施設で実施された。
2007/01/17 21:11 【共同通信】
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【医療】「スペイン風邪」を人工合成、鳥インフル解明に道筋
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