09/05/16 15:58:11
若い人が「今のような大学で勉強したってしょうがない」などと生意気な、わかったような口をきいていた。
おそらく彼は、それで自分は勉強している人よりえらくなったつもりでいるのだろうが、彼はただ単に゛ひねくれた若者”というだけのことだ。
彼は学問の厳しさに耐えられなくなって逃げだした、弱い弱い、いくじのない男なのである。
そして、その自分の怠け癖を認める勇気さえ持てず、それを大学がどうのこうのという言葉で合理化している。
しかし、人生は甘くない。
そんなことで生きていかれるような甘ったれたものではない。
彼はいつしか破滅するだろう。精神的破綻者として、生きていくしかない。
人生は厳しいのだ。そんな生意気な口をきいているだけで乗り切れるようなものじゃない。
人生はいつしか、我々にいやおうなく自分自身の真の姿を認めることを強制する。
自分は偉くもなんでもない。怠け者でとりえのない人間だ。そう強引に認めさせてくる。
そんな生意気な口をきいていて謙虚に努力することを忘れていれば、いつしか、誰も相手にしなくなる時がくる。