09/04/14 22:38:10
市バスに11年度「ICカード」 京都市が地下鉄含め増客計画
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京都市交通局は13日までに、「市バス・地下鉄増客計画」を策定した。
市バスのICカード導入や地下鉄東西線の旅客動向調査の実施などの具体策を盛り込んだ。
経営難に苦しむ地下鉄と市バスは、いずれも資金不足比率が国の基準値を超える「健全化団体」になる見通しだ。
市交通局は、策定が義務付けられる経営健全化計画案の骨子をまとめ、同案で掲げた目標を実現するための増客計画を策定した。
健全化計画案は「増客目標」として地下鉄が2018年度までに1日当たり5万人、市バスは13年度までに同7000人増客を目指している。
増客計画では、11年度中に市バスの全車両にICカード対応の車載器を導入し、カード1枚で地下鉄やほかの民間鉄道に乗り継ぎができるようにする。
本年度からバス停に企業広告を掲げ、広告料収入で新しいバス停やベンチの設置、案内表示の充実など「バス待ち環境」の向上を図る。
このほか、地下鉄東西線について駅周辺の人口や企業、大学、観光施設の利用状況などを調査し、潜在需要の掘り起こしや大規模施設の誘致などにつなげる。