08/10/06 21:50:57
甲南大、製品の傷をチェックする検査員の能力測定システム開発
URLﾘﾝｸ(www.nikkan.co.jp)
【神戸】
甲南大学知能情報学部の中易秀敏教授は、鳴門教育大学の林秀彦准教授、滋賀大学経済学部の中川雅央助手らと共同で、製品についた傷の有無をチェックする検査員の能力測定システムを開発した。
大きさ、形、濃度を変えた傷を模した図形を画面に表示し、被験者に基準となる図形と比較して、表示した図形の大小を判別させることで能力を測る。
検査員の研修や検査能力の評価などに活用できる。
実験は繊維強化プラスチック製の製品の表面に発生する傷をモデルにし、１７・５ミリメートル以上の傷があると不良品と判断する設定で行った。
１６・０５ミリメートルから０・５８ミリメートル間隔で、１９・５３ミリメートルまで七つの図形を作成。
画面から５０センチメートル離れた被験者がランダムに表示される七つの図形を見て合格、不合格を判断する。
（掲載日 2008年10月06日）