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化学兵器禁止法違反 初の立件
URLリンク(www.nhk.or.jp)
10月2日 14時39分
化学メーカーの「石原産業」が、三重県四日市市の工場で、化学兵器にも使われる有毒ガスの「ホス
ゲン」を農薬の原料として無届けで製造していた事件で、警察は、2日、法人としての石原産業と当時
の工場長ら2人を、化学兵器禁止法違反の疑いで書類送検しました。化学兵器禁止法違反による立
件は全国で初めてです。
書類送検されたのは、大阪に本社のある化学メーカー「石原産業」と、四日市工場の当時の工場長
で、現在本社の役員を務める62歳の取締役と、66歳の元副工場長の2人です。
化学兵器禁止法では、有毒ガスの「ホスゲン」を年間30トン以上製造する場合、経済産業省に届け
出ることが義務づけられていますが、警察の調べによりますと、石原産業は平成18年に農薬の原料
として「ホスゲン」をおよそ70トン製造したにもかかわらず、届け出ていなかったなどとして、化学兵器
禁止法違反の疑いが持たれています。
警察では、経済産業省の告発を受けて、ことし6月に工場を捜索するなど裏付け捜査を進めた結果、
容疑が固まったとして2日に書類送検しました。化学兵器禁止法違反による立件は全国で初めてで、
調べに対し石原産業は「届け出をするとホスゲンを製造していることが工場周辺の住民にもわかり、
理解を得られないと考えた」と説明し、元工場長らも大筋で容疑を認めているということです。
石原産業で硫酸流出事故
URLリンク(hicbc.com)
ページ更新時間:2008年10月2日(木) 17時30分
三重県の化学メーカー石原産業の四日市工場で硫酸を含んだ液1200リットルがタンクから流れ出
す事故がありました。
1日午後3時頃、石原産業の四日市工場で硫酸を含んだ液をタンクへ移していたところ、誤ってフタの
開いているタンクへ移したため液が流出しました。消防によりますと流出したのは劇物に指定されてい
る「硫酸」を含んだ液で、およそ1200リットルが流出したということです。
この事故でケガ人はいませんでしたが、液の一部が排水溝を通って工場の外の海へ流れ出ました。
石原産業によりますと海へ流れ出た排水を調べたところ、水質は法律の基準値内だったということで、
環境には問題はないと話しています。(2日04:37)