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あおぞら銀、最終赤字転落へ…不良債権処理損失が急増 身売りの可能性も
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あおぞら銀行の2008年9月中間決算が最終赤字に転落する見通しであることが29日、分かっ
た。これまでは155億円の黒字を予想していたが、貸出先企業の業績不振で不良債権処理損
失が急増したためとみられる。公的資金注入行のあおぞら銀は、08年3月期決算が目標を大き
く下回ったとして金融庁から業務改善命令を受けたばかり。今期も厳しい経営が続いているよう
だ。
同日付の日本経済新聞が報じたもので、あおぞら銀は「記事の内容についてはコメントできな
い」(広報部)としている。
あおぞら銀は米サブプライム住宅ローン問題などの影響で、08年3月期の最終利益が前年同
期比92.7%減の59億円となるなど、大幅に業績が悪化した。
08年9月中間期は当初、220億円の最終黒字を見込んでいたが、米ゼネラル・モーターズの
金融子会社で、あおぞら銀も出資しているGMACの業績悪化を受け、8月7日に予想最終黒字
額を155億円に下方修正していた。
世界的に経済が低迷するなか、国内では不動産業で倒産が相次ぐなど、金融機関の貸し倒れ
損失の拡大は避けられない状態。あおぞら銀はメガバンクに比べて不動産向け融資の比率が
多いといった事情も逆風になっているとみられ、厳しい経営状況が続くとみられている。
あおぞら銀は、08年3月期に経営健全化計画で示した利益目標を3割以上下回ったことから、
7月25日に業務改善命令を受けた。09年3月期も赤字となれば、2年連続で業務改善命令を
受けることは確実で、トップ交代で抜本的な経営改善を求められる公算が大きくなる。
あおぞら銀の筆頭株主は米投資ファンドのサーベラスで、低迷する同行の売却に動くのではな
いかとの観測が絶えない。 ZAKZAK 2008/08/29