司法試験とアニメペットてぃんくる☆at SHIHOU
司法試験とアニメペットてぃんくる☆ - 暇つぶし2ch353:氏名黙秘
10/05/31 16:28:20
人生は何かしないと埋まらない。ここが思考のスタートポイントである。
何もしないわけにはいかない。例えば、一休宗純は、高僧に対する批判を止めることはな
かった。遁世しているのだから、そんなことをする必要はないのではないのか、という疑
問もありうる(永井均「マンガは哲学する」)。しかし、答えは、容易であろう。何もしな
いわけにはいかない。だから、嫌いなものを批判する。それだけのことである。
人生は暇潰しだということを、九十年代の女子高生は示した。これは、人生は暇だという
ことのみならず、暇を潰さなければならないということを意味している。社会は、「する」ことを、もはや与えない。従って、デフォルトは暇なのである。自分で「する」ことを見
つけなければならない。何もかも面倒であるというのなら、どこからともなくドナーカー
ドを取り出し、ドナー登録でもして、人生に意味があったと考えればよい。
「する」には、一人で何かをする、他者と何かをする、の二通りがあるだろう。一人でで
きることは限定されている。そこで、他者と何かをするという方向に向かわざるをえない
と思われる。ドナー登録も、移植先の他者の身体を前提としている。近頃の女子高生は、
NGOに興味があるらしいが、九十年代の延長でそう考えるようになったのだろう。もちろ
ん、NGOに入っても、することなどない。
やはり、サブカルであろう。若い頃は、人間関係を除くと、サブカルしかおよそすること
がない。しかし、サブカルといっても、飽きてしまう。それが問題である。
人生は長いというより、一日が長い。早くも、老人の境地なのであろうか。
することを見つけるというより、循環を考えるべきなのかもしれない。昼は働いて、夜は
家庭で安らぐというのは、一つの循環である。こうした循環の中に身を置けば、何をする
ということを考えずに済む。することがない、というのは、老人の問いなのであり、若い
うちは、時間がない、というのが悩みのはずなのである。
これは来るべき書物「人生の比較社会学」に記すべきことなのであろう。


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