09/11/27 19:03:11
潮見2版、30ページ近く増えてるね。
例えば前までなかった「買い戻し」の項目増えてるし(p61)
細かい記述も改善してるようです。
例えば、承諾機関の定めのある申し込みがされた場合について
相手方の承諾の通知について「到達主義」をとる記述があり
それが多数説でないのに多数説であるかのように書かれていたけど
2版では、「多くの学説は、民526条をあらゆる隔地者間での申し込みの場面でも貫き、承諾は発信時に承諾期間内の到達を解除条件として効力を生じ、発信時に契約は成立する」という立場(解除条件説)
をとっている」としつつ、到達主義説と解除条件説の議論をきちんと示しているし
同時履行の抗弁のところでも「引換給付判決と執行段階での処理」というトピックが加わっているし
危険負担と要件事実のところで、特定物売買のいて、売買代金を請求した場合に
目的物滅失だけでは抗弁とならないところの理由付が増えてたり
まぁ、36ページ分読み比べた結果結構書き加えがあったり新しいトピが増えたりしてそうなので
買いかな、と。
追加判例は8個です。