09/09/24 13:43:48
自分的にお勧め
1.我妻を読む。
どうせ今まで我妻をきっちりと読んでいないでしょう。
弁護士になってから、じっくりと読む時間はない。
我妻説が正しいのか、我妻説が古いのか、を置いといて
「我妻先生はこのように言ってる」ということについて
真正面から反対はできないし、無視もできない。
古典的名著について、じっくり読んでおくことは無駄になることはない。
2.民事訴訟規則、刑事訴訟規則をよく読んでおく。
弁護士を目指すなら、訴訟の手続き面について、こまーかく読んでおくことは重要。
「答弁書は準備書面なのか」ということも、民事訴訟規則に答えがある。
3.基本6法の条文はすべて理解する
理屈なんかより、条文が大事というのは、合格者なら理解していると思う。
その基本に立ち返ることが大事。
4.そのうえで要件事実
要件事実ってのはなんなのかを理解することが大事。
「これは抗弁、いや予備的請求原因」なんてことよりも
争点圧縮のためのツールだ、ってことを意識するといい。
5.事実認定について
民事、刑事の事実認定の「お作法」を確認しておく。
二段の推定、自白の信用性なんかをもう一回復習