08/08/26 00:57:47
ロースクール開校と新司法試験導入。各校の対応は様々だった。
東大ブランドを掲げ、自校新卒を露骨に優遇しつつも
他校から例外的に学部成績優秀者のみを取り込んだ東大ロー。
旧司では東大に次ぐ勢いを誇っていたものの、ローでは
「司法改革の理念」を前面に押し出し、面接では25歳以上無職者を
まるで犯罪者のように扱って「若さ」「三年未修者」にこだわった早稲田ロー。
慶應内部生に下駄を履かせる一方、初年度3位の焦りから
「勝てばいい」と、モラル無用の問題漏洩までする必死さを見せた慶應ロー。
校舎を都心に構え、学部生が三流であることを素直に認めて
内部生を12~15%程度に抑え、外部からガチで実力者を集めた中央ロー。
四者四様の方針の違いは、見事なまでに明暗を分けた。
第一回、第二回、第三回と新司法試験が行われる中で
東大ローと中央ローが質・量ともに頭一つリードし、慶應ローが後塵を拝し
早稲田ローが完全に没落という構図がもはや完全に定着を見せた。
多摩からの都心回帰と自前の三流学部の切捨て・断絶という画期的な
「自己否定路線」「脱・学部㊥」を貫き、 大成功した中央ロー。
その中央ローの一人勝ちの結果、かつての司法試験同様「中東戦争」となった新司法試験業界。
東大ローと中央ロー、勝つのはどっちだ!?