08/08/12 11:21:40
自分が憧れた理想から離れれば離れるほど実益を得てきたおれ。
はるか昔、大学受験生だったころは「イラストがうまくなりたい」とか「音楽ができるようになりたい」とか
「PCのプロになりたい」とか「かっこよく仕事ができるビジネスマンになりたい」とか思ってたな。
現実はこれらのどれも達成できてはいないし、人の顔ばっかり伺ってる卑屈野郎だけど
人様にへこへこ頭下げまくっていろいろと(内容は言えんが)実益は得てきたよ。
それによくよく人というものを観察してみると、回りから憧れられる人ってのは大抵実生活が苦しかったりする。
そんな俺がずっと大切にしてきたものに遠藤周作の「肉親再会」って小説がある。
小説といっても、受験生時代に国語の試験で出たものだから厳密には「小説の一部」だけどね。
その内容ってのは、芸術家になる夢を諦めて無難に金稼ぎの道を選んだ兄と、同じく芸術への夢を諦めきれない貧乏な妹の話だ。
俺は、理想なんて諦めて卑屈になった方が現実は楽になると思う。
人には分相応というものがある気がする。