07/02/15 01:16:47
学長としての白羽の矢を立てられた南博方教授。
しかし、彼にはそれをしぶる理由が三つあった。一つは自分の任期中に廃校する可能性が
極めて高い中、あえて火中の栗を拾いたくないという思い、一つは健康問題、もう一つは
アカハラの前科発覚である。女子学生たちをいきなり下の名で「○○ちゃぁ~ん」などとよんで
薄気味悪いプライベートメールを送り、執拗に学外に誘って逢うなど、お得意の活動を活発化させた南。
そのメールを悩んでいる女子学生の存在を知った中島広樹大先生が、また例により調子にのって
「南先生は前任地でもそうしたアカハラで事件を起こしたんですよ」とリークしたから大変。
生徒内に動揺が走るとともに、講義や補講やオフィスアワーはやれ体調が悪い、
やれ田中二郎だとすぐ休むくせに、女子学生と会うときはなぜ休まないのか、
セクハラ事件の前科者を野放しにするとは何事だと、各方面から問題視する声があがったのだった。