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米国連邦地裁がオンライン・ポルノ規制法に違憲判断
言論の自由と正当な法手続きを行使する権利を侵害
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米国ペンシルベニア州東部地区連邦地裁は3月22日、性的なコンテンツを未成年者に見せないようWebサイトに義務づけた1998年の法律が米国憲法に違反するとの決定を下した。
連邦地裁のローウェル・リードJr.判事は、法執行機関による児童オンライン保護法(COPA)の執行を差し止めた。同氏は、84ページに及ぶ決定書の中で、この法律が言論の自由と
正当な法手続きを行使する権利を保障した合衆国憲法に違反していると指摘している。
リード氏は、COPAがオンラインの性的なコンテンツから子供たちを守るための「最も限定的で、最も効果的な選択肢」であるという主張の根拠を
米司法省(DOJ)側が示すことができなかったと認定した。COPAは、アダルト向けのコンテンツにアクセスする際、クレジットカード情報を求めるなどの手続きを設けることで、
未成年のアクセスを制限するようWebサイトに義務づけている。アクセス制限措置を取らなかった場合、1日5万ドル以下の罰金や6カ月未満の懲役などが科される。
DOJの報道官は3月22日午後、「現在、リード判事の決定書を検討している段階であり、今後の対応は未定」とするコメントを出した。